2009年 12月の記事一覧

09年12月16日 07時39分52秒
Posted by: sis
ロシアには「オリガルキ」という言葉がある。
もともとはギリシャ語で「寡頭政治」を意味していたが、現在のロシアでは「新興財閥」という意味で使われている。


もともとソ連は平等を建前とした社会主義国家で、財産の私有は認められておらず、ソ連が崩壊した時点では貧富の差はなく、この20年で台頭してきた人達である。


ロシア最大の資産家のペレゾフスキーによると「ロシアの富の50%を7人のオリガルキが握っている」そうだ。
そして、その7人のうち6人はユダヤ系の人達らしい。
イギリスのサッカーチームの「チェルシー」を買い取り、2008年の世界の長者番付で15位にランクインした大富豪のアブラモピッチもその一人である。
彼はまだ43歳で私より随分年下でだが、親の財産を受け継いだ訳でもなく、自分自身の才覚でそこまでのし上がった。


混沌とした時代には、個人の才覚が問われる。今もそんな時代かもしれない。
09年12月15日 07時57分01秒
Posted by: sis
最近、家内に加湿器が欲しいとねだられている。
その為、インターネットで人気商品や価格をチェックしたり、家電量販店のチラシを見比べたりしている。
今どきは、物の値段が分かりにくくなった。以前はメーカー希望価格とか、定価と言う表示があったが、最近はオープン価格の物が多い。
大幅値引きで騙される心配無くなったが、その反面その価格が妥当なのか判断がしずらい。


「ディスカウント」の始まりは、ユダヤ人だと言われている。
中世ヨーロッパでは「ギルド」が発達し、原則として物の価格は固定していた。
ギルドに属する人が作ったものを消費者は決まった価格で買う。
しかし、ギルドに入れてもらえなかったユダヤ人はギルドよりも安く売ることで、生き残りを図った。
それから、ユダヤの行商人は「安売り」というイメージがついてしまった。


少しでも安く買いたいという気持ちからズルズルと日が経ってしまっている。
そのうち、冬が終わるかもしれない。
09年12月14日 07時57分19秒
Posted by: sis
11日の金曜日に大分のクライアント先で新年のイベントの説明会と打ち合わせを行い、帰りに博多駅前の焼き鳥屋で一人で飲んだ。カウンターには左右に其々カップルが飲んでおり、若いカップルに挟まれてオジサンが一人でお酒を飲んでしまった。
そのつもりはなくても、次第に左右の耳はダンボの耳のように大きくなって左右のカップルの話に聞き入っていった。


右隣のカップルは20代前半の若いカップルでまだ付き合い始めといった感じ。困ったことに男性が自分は実家で食べてきたのでお腹が空いてないなどと言いながら食が進まない為、女性も食べるに食べられない様子だった。だったら、焼き鳥屋に誘うなって、突っ込みたくなる。満腹でも食べるのが男だろ。


左隣のカップルは男性は既婚者で、不倫の関係。しかし、女性はタバコをスパスパ吸って色気が無い。男性は自分の家庭の夫婦関係がうまくいってないのを説明していた。ただのボヤキじゃないか、そんな会話してたら今日は成果は期待できないぞって突っ込みたくなる。
最近の男性は情けない、と思いながら他人の話を聞きながら一人で飲んでるオジサンも情けない。


09年12月13日 07時34分56秒
Posted by: sis
天ぷらを食べに行って最初に注文して良いタネと悪いタネとがある。
これも知っておいた方が良い。


そんなの好みでいいじゃないか、と思うがそれなりに理由があるようだ。
まず、最初に注文すると良いのがエビ。
エビの赤い色が食欲を刺激するからである。


逆に、最初に注文すると悪いネタはアナゴである。
天ぷらは水分を飛ばしてカラっと揚げる為、180℃前後の油で揚げるのが基本だが、アナゴは臭みをとる為、更に高い190℃以上の油で長時間揚げる。
その為、時間が掛るだけでなく、油が傷んでしまう。


男子厨房に入らずと昔は言っていたが、最近は料理が出来る男の方がもてるようだ。
女性と天ぷらを食べに行った時、こんなうんちくを語ると少しカッコいいかもしれない。
09年12月12日 08時25分00秒
Posted by: sis
同じ和食器でも「陶器」と「磁器」がある。
どちらも名前は知っているが、違いはよく知らない。


ちなみに材料の違いで、「陶器」は粘土を焼いたもので、「磁器」は石の粉を焼いたものを言うようだ。
若いうちは良いが、ある程度年をとってくると知らないと恥をかいてしまうことがある。


食事に呼ばれた時に、料理だけでなく、器を誉めるのも粋だ。
しかし、「陶器」と「磁器」を間違えたら、お終いだ。


そこで、間違えない見分け方を覚えておこう。
器をひっくり返して、高台(こうだい)が茶色なら「陶器」。白色なら「磁器」。
こちらは簡単で覚えやすい。
磁器みたいに白い陶器をひっくり返したら、高台が茶色だったらニタッとしてしまいそう。
とりあえず、器を誉める前にはひっくり返してみよう。
09年12月11日 08時00分00秒
Posted by: sis
おでん通の江戸っ子の中にはおでんのシメにがんもどきを残しておくお客さんがいるらしい。


なぜかと言うと、おでんを食べた後にお醤油で炊いたご飯を注文し、その上に残しておいたがんもどきを乗せ、汁をたっぷりとかけてお茶漬けのようにして食べるのが粋な江戸っ子流と言うわけである。


又、江戸っ子の間で「親不孝」と呼ばれるおでんの具があるらしい。


その答えは「きんちゃく」で、きんちゃくは袋になっているので、お袋を食べることから親不幸と呼ばれているようだ。
もし、東京に行った時は、おでん屋で試してみると面白いかもしれない。


でも、分かってもらえなかったら、寒いだろうな。
09年12月10日 07時54分33秒
Posted by: sis
最近めっきり寒くなり鍋物が美味しい季節になった。
コンビニでもおでんの販売に力を入れているようだ。


おでんの具にも色々好みがあるが、食べるのにも順番がある。
おでん屋さんが勧める食べ方では、まずあっさり味の食材から食べるのが良いらしい。
豆腐のように素材の味が少ないものほど汁の味を吸っていて、おでんの味が分かりやすい。同じように大根もお勧めのようだ。
おでん屋さんで豆腐や大根から注文すると通に見られるかもしれない。


先日、近くのお寿司屋さんでお昼にトンカツ定食を注文したところ、辛子がついてなくて、辛子を注文したら、「なんで」という顔をされて、結局辛子は置いてないと言われた。
おでんには辛子は付き物だが、トンカツに辛子は常識ではないようだ。


私は、薬味好きで一味唐辛子やワサビ、タバスコ、ゆず胡椒等々が欠かせない。
これから、マイ辛子(カラシ)を持参しようかな。
09年12月09日 07時48分10秒
Posted by: sis
体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)が30を超えると『肥満』と呼ばれる。
26%台の私は『やや肥満』である。


経済協力開発機構(OECD)の発表によると、日本人の成人の肥満比率は3.4%と加盟国30カ国の中で最も低い。
次に韓国の3.5%が続いている。
米国は日本の10倍の34.3%と肥満大国である。


日本人の平均寿命が82.9歳と加盟国で最も低いのは、肥満比率の関係が大きいと思われる。
肥満は成人病の原因となる為、私も毎日体重計に乗るようにしている。


財政難の為にたばこの増税を企む鳩山政権だが、OECDの加盟国の中で日本はアルコール摂取量は7.7ℓと平均(9.7ℓ)以下だったのに、喫煙率は26.0%と平均(23.6%)を上回っている。
日本人の平均寿命をもっと伸ばすにはたばこ増税は”あり”だと思う。
09年12月08日 08時44分57秒
Posted by: sis
「政権交代」が流行語大賞に選ばれた鳩山首相が窮地に追い込まれつつある。
子供手当や高速道路無料化、暫定税率の廃止とお金の掛る公約を掲げて政権を取ったのはいいが、景気悪化で税収は大幅に減少して、公約実現の為の財源に窮している。


国連で25%のCO2の削減を宣言して拍手喝采を浴びたのは良いが、その後何もしないのをみていると鳩山首相の言葉の重さに疑問を感じる。


普天間問題でも、沖縄県民や社民党に気を使って結論の先延ばしをして決断しようとしない。
その癖、オバマ大統領との会談の時には「トラストミー」と言ってしまった。
何を根拠にアメリカは鳩山首相を信用できるのだろうか?
社民党や国民新党にやりたい放題にされてもご機嫌を取り続けている鳩山首相に。


首相としての自覚を本当に持って発言しているのだろうか?
もしそうでないなら、いずれ恐ろしいしっぺ返しが待っているだろう。
09年12月07日 08時41分46秒
Posted by: sis
男子プロゴルフ最終戦のJTカップを終え、石川遼が18歳80日の最年少賞金王に輝いた。
1973年に尾崎将司が26歳で達成した最年少記録を36年ぶりに更新した。


最後まで賞金王を争った池田勇太も23歳でどちらが賞金王になっても尾崎将司の記録は破られる予定だったが、石川遼が記録更新をしたことで、この記録は今後もう破られそうにない記録となった。
ボルトの100mの世界記録よりも更新が難しい記録だと思う。


一方、世界ランク一位のタイガーウッズはゴルフ以外で忙しい。
浮気がばれたかと思ったら、他の浮気相手も出てきたり、奥さんにゴルフクラブで追い回されている光景が眼に浮かぶ。


石川遼もあまりにも若くしてトップに立ってしまい、スキャンダルが心配で遊べなくなってしまった。若い時代に遊んだ経験は決して無駄にはならない。
タイガーウッズがそのことを遼君に身をもって終えてくれているような気がする。
09年12月06日 09時11分41秒
Posted by: sis
昨夜は、家内と娘の3人で港大通り公園にイルミネーションを見に出かけた。
鹿児島でも各地でイルミネーションが飾られている。


湧水町では、イルミネーションは歴史が古く、自治会の実行委員長宅は25年も前に飾り始めたらしい。1.7kmに渡るイルミネーションは『星のさんぽ道』と呼ばれている。
川内市でも、3600個の発光ダイオードで高さ7m、幅15mのツリーを作った。
いちき串木野市では、電飾5万球を住民有志が2週間かけて設置し、『てるしまのあかり』と名付けられた。


曽於市大隅町では、国道269号線沿いに4万個の電球でイルミネーションを飾り、『明日もガンバレ』と応援してくれている。


いずれも、お金持ちの道楽や税金を無駄に使って楽しんでる訳ではない。
過疎化する自分たちの街をなんとか活気づけようと頑張っている。
沢山の人が見に来てくれることで報われる。次はどこに行こうかな?
09年12月05日 09時21分09秒
Posted by: sis
博打や株は『ゼロサム・ゲーム』と呼ばれる
儲けた人の儲けた分(プラス)と損した人の損した分(マイナス)と所場代を其々が払った分(マイナス)と所場が儲けた分(プラス)の合計(サム)がゼロになる。


世界一の投資家のウォーレン・バフェットの言葉に、『そのゲームで誰がカモかわからなければ、自分がカモである』という言葉がある。


確かにカモられる人は自分がカモだと思っていないし、相手が自分をカモろうとしていることも知らない。
それを知る方法は、誰が得するのかを考えることである。
そしてその分を誰が払うかで答えが分かってくる。


年末ジャンボ宝くじの売り場には、毎年沢山のカモ達が寒い中並んでいる。
09年12月04日 07時24分06秒
Posted by: sis
買った物が払った額以上の価値があるなら『投資』。
買った物が払った額と同じ価値なら『消費』。
買った物が払った額以下の価値ならば『浪費』と云う。
『浪費』を減らし、『投資』を増やしていくと次第にお金持ちになれる。


子供の教育費にはお金に糸目をつけないのも良いが、結果が良ければ『投資』と言えるが、『浪費』となることもある。
又、何人か子供がいると一人の親でその両方を経験するケースもある。


その点、自分自身への『投資』は間違いが少ない。
本から得られる知識は計り知れない。
同じ量の知識を経験で得ようとすると何百年も掛ってしまう。
そんなに生きられもしなければ、そんなに掛ったら忘れてしまう。
お金持ちに成りたければ、本を買ってお金の勉強をすれば良い。
それが『投資』。
09年12月03日 08時38分07秒
Posted by: sis
昨日、隠語の話で、インドではトイレに行ってくると言いたい時に小指を立てると書いたが、日本では小指を立てると恋人を意味する。
しかし、中国やシンガポール、インドネシアといった国では、『最低』や『最も小さい』と言った意味になるらしい。


日本では自分のことをさす時には人差指で自分の鼻を指さす。中国やシンガポールも同じようだ。
しかし、アメリカ映画ではそんなシーンは出てこない。鼻ではなく心臓辺りを親指で指している。アメリカで自分を指すつもりで鼻を指さしても鼻がどうかしたのと思われる。


最もやっかいなのは、人差指と親指で丸を作る時だ。
日本ではふつうOKの時に使う。
しかし、お金を表現する時にも使う。これは韓国や台湾も同じらしい。ブラジルに駐在していた日本人の奥さんが親しくなったブラジル人にこのしぐさをしながら『今月はこれが足りなくて・・・・』とぼやいたら、みんな頬を染めながら大笑いした。
ブラジルでは、OKの丸サインは性的な意味の卑猥なサインだったのだ。
09年12月02日 08時33分00秒
Posted by: sis
トイレに行くことを人前ではっきり言いたくない時に日本では男性は「キジ打ちに行く」と言い、女性は「花を摘みに行く」と言ったりするが、最近はあまり使われなくなった。
しかし、こんなお洒落な言い方も残しておきたい。


イギリス人は「自然が呼んでいる」と言う言い方をするようだ。
ドイツ人は「散歩に行ってくる」と言うらしい。
いずれも耳触りが良い。
ミクロネシアでは「海の家に行く」と言ったりする。


中国では言葉を使わず、人差し指を立てると「ちょっとトイレに行ってくる」という意味になるようだ。
インドになると人差し指ではなく、小指を立てるとその意味らしい。


外国人とのボディランゲージには注意しないと、勘違いされるかもしれない。
覚えておこう。