昨日、隠語の話で、インドではトイレに行ってくると言いたい時に小指を立てると書いたが、日本では小指を立てると恋人を意味する。
しかし、中国やシンガポール、インドネシアといった国では、『最低』や『最も小さい』と言った意味になるらしい。


日本では自分のことをさす時には人差指で自分の鼻を指さす。中国やシンガポールも同じようだ。
しかし、アメリカ映画ではそんなシーンは出てこない。鼻ではなく心臓辺りを親指で指している。アメリカで自分を指すつもりで鼻を指さしても鼻がどうかしたのと思われる。


最もやっかいなのは、人差指と親指で丸を作る時だ。
日本ではふつうOKの時に使う。
しかし、お金を表現する時にも使う。これは韓国や台湾も同じらしい。ブラジルに駐在していた日本人の奥さんが親しくなったブラジル人にこのしぐさをしながら『今月はこれが足りなくて・・・・』とぼやいたら、みんな頬を染めながら大笑いした。
ブラジルでは、OKの丸サインは性的な意味の卑猥なサインだったのだ。