同じ和食器でも「陶器」と「磁器」がある。
どちらも名前は知っているが、違いはよく知らない。


ちなみに材料の違いで、「陶器」は粘土を焼いたもので、「磁器」は石の粉を焼いたものを言うようだ。
若いうちは良いが、ある程度年をとってくると知らないと恥をかいてしまうことがある。


食事に呼ばれた時に、料理だけでなく、器を誉めるのも粋だ。
しかし、「陶器」と「磁器」を間違えたら、お終いだ。


そこで、間違えない見分け方を覚えておこう。
器をひっくり返して、高台(こうだい)が茶色なら「陶器」。白色なら「磁器」。
こちらは簡単で覚えやすい。
磁器みたいに白い陶器をひっくり返したら、高台が茶色だったらニタッとしてしまいそう。
とりあえず、器を誉める前にはひっくり返してみよう。