今年春の大学卒業予定者数の56万8千人の内7万9千人(7人に1人)が留年している
ようだ。
就職が決まらないまま卒業した人が3万1千人もいるそうなので合わせると就職浪人は11万人にも上る。


子供を自宅から大学に行かせた場合、4年間で約641万円掛る。
自宅外だと約1023万円も掛るようだ。


やっとの思いで子供を大学まで出してホッとしていたら就職浪人では泣くに泣けない。
我が家にも今年の春まで二人の大学生がいた。
一年余計に勉強した(?)長男がこの春に無事卒業したが、就職先が見つからず、クラブの先輩の紹介で先輩が務める会社にアルバイトで務めさせてもらっていた。


そんなフリーター生活が半年過ぎ、やっと今月から正社員にしてもらえ、まずは一安心させてもらっている。
しかし、まだもう一人大学生が残っている。
二男は現在3年生で来年は就職活動が始まる。(すでに動いている人もいるようだが。)


一難去ってまた一難という言葉があるが、そんな心境である。
二男はもう2年半も親元を離れて一人暮らしをしているので、長男よりはしっかりしている反面、長男のような図太さは持ち合わせていない。
いつまでの心配の種が尽きないのが親心である。


かく言う私も人の子であり、両親とも健在である。
私が息子の心配をしているように両親も私の事を未だに心配しているのだろう。
親になって、やっと親の苦労が分かると言うが、私の子供の頃は今より心配の種は少なかったと思う。
『雇用、雇用』と鳴くだけの菅首相に早く実行力のある政策を打ち出してもらいたい。


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