2010年 5月の記事一覧

10年05月16日 07時43分00秒
Posted by: sis
ここ数年、男性向けスーツは『細身志向』がトレンドである。
ウエストが細いだけでなく、肩幅もタイト。ノータックの細身のズボンは又上も浅い。
AOKIは『もてスリム』と名付けている。


アラ50の私も負けずに『もてスリム』をチャレンジしようと試着してみるが、もともと体型が『細マッチョ』ではない。
ウエストはメタボの90cm、『もてスリム』が着れる体型ではない。
しかし、簡単に飽きらめきれないのが人情である。
ウエストはどうしようもないので、せめてノータックの細身のズボンを選ぶ。
又上が浅くて、スポンがずり下がり気味なのを我慢して履く。
しかし、家内のアドバイスのストレッチは外せない。


頑張ってみたところで鏡に映るシルエットは決して細身にはならない。
我々の年代では、男性はたくましい方が良しとされた。
ベンハーのチャールトン・ヘストンのような肉体美が理想だった。
しかし、今のアイドルは基本的に細い。
時代は繰り返すと言われるが、また太マッチョの時代が来るのだろうか?
多分私が生きている間には来そうにもないので、やっぱりダイエットしようかな?
10年05月15日 07時26分00秒
Posted by: sis
『スピードについてこられない社員は振り落とす。』
今年の年頭の挨拶で、楽天の三木谷社長が社員に言った言葉である。
その時、場内には緊張が走ったそうだ。


三木谷流のスピード経営の特徴は『十倍速』のように一ケタ上の目標を掲げる。
実際に2時間掛っていた会議を12分に短縮する「10倍速会議」を実現した。
従来は説明に掛っていた時間を取り除く為、資料は前日までに参加者に配布し、会議では質疑応答と判断を行う。それによって10倍速会議が実現する。
10倍の加速についてこられない社員とはサヨナラする。なぜなら会社が社員のスピードに合わせられないから、と三木谷社長は言う。


いつまでもマイペースでしか仕事ができない人は次々に淘汰される。
それが進歩である。
常に課題を見つけてスピードを上げる努力をしないと気付いたら誰もいなくなっているだろう。
急かせてもらえるうちが花だと気付いているだろうか?
10年05月14日 07時57分10秒
Posted by: sis
サッカーのワールドカップ南アフリカ大会の開催まで残り1ヶ月を切った。
岡田監督はベスト4入りを目標としているようだが、日本は過去の大会ではホームゲーム以外では勝ったことがないようだ。


治安の悪さが災いしてか南アフリカへ応援に行くサポーターの数もかなり少ないそうだ。
アウェーの試合に弱い日本代表にとってサポーターが少ないのは尚更不利である。
岡田監督の『ベスト4入り』の目標が虚しく聞こえる。


以前にも増して代表メンバーには海外で活躍する選手が多くなり、日本選手のレベルアップは感じられるが、岡田監督の支持率が低い。
鳩山政権より高いが、それでも30%らしい。
WBCで優勝した野球の日本代表監督の原監督は選手時代よりも監督になってからの評価が高い。
逆に岡田監督は選手時代を知らないので共感がもてない。
支持率の低さもその辺に原因があるのかもしれない。
国民はそれほど期待してないので、あまり自分でハードルを上げない方がいいと思う。
10年05月13日 06時54分57秒
Posted by: sis
イタリアのベルルスコーニ首相はベロニカ夫人との離婚に伴い、毎月30万ユーロの生活費を夫人に支払うようだ。
ユーロ安で約118円/1ユーロだから、日本円では毎月3,540万円の支払いとなる。
ベロニカ夫人は毎月350万ユーロを要求していたようだ。日本円で4憶1300万円となる。


イタリアの法律では、離婚後に妻は離婚前の生活水準を保障する生活費の支払いを夫に要求できるようだが、ベロニカ夫人はどんな生活をしていたのだろうか?
毎月4憶円も使うような妻を養うのは、いくらイタリア有数の富豪のベルルスコーニ首相であってもつらい。
離婚の原因は首相の浮気ではなく、妻の素行かもしれない。


しかし、それでも死ぬまで毎月3,540万円も貰えていたらベロニカ夫人の素行はこれからも変わらないだろう。
ベロニカ夫人は買い物で悩むことはせず、大人買いするだろう。悩んでいたら毎月3,540万円も使えない。なんでも手に入るとなると、手に入った時の喜びも無くなる。
少し満たされていない位が”逆に”幸せかもしれない。
10年05月12日 07時30分11秒
Posted by: sis
鳩山政権の支持率の低下が止まらない。
マスコミはいつもサディスティックに時の首相を攻撃する。
日本の首相が一年と持たないのはマスコミの責任が大きい。


鳩山首相は普天間問題でいじめられている。
過去のコメントを流しておいて、現在の発言とのブレを強調する。
又、一般市民のコメントもよりインパクトのある攻撃的なインタビューを使いより批判を煽る。
どのチャンネルも同じやり方である。
コメンテーターも同様に批判を繰り返す。
首相を擁護する意見は取り上げられない。


鳩山首相の顔つきも就任当時と比べるとかなり表情が無くなってきている。
恒例の記者団のぶら下がり取材も辞めたがっているようだ。
マスコミに連日いじめら続ける首相は自分自身の発言の尻拭いに追われて本来の仕事ができなくなる。
そして辞任に追い込まれる。
日本をダメにしてるのは政治家じゃなくてマスコミかもしれない。
ある人はマスコミをマスゴミと呼んでいる。
批判するだけでなく公平に反対意見も取り上げて欲しい。
10年05月11日 08時01分12秒
Posted by: sis
今月28日に発売される米アップル社の『ipad』の予約受付が始まり、その話題で持ち切りである。
私も出張の時にどの本を持って行くかで悩む。
そして2冊3冊持って行くこともあり、次第に鞄の重さが増していき10kg近くになる。
原因はアプローチブックとパソコンと本である。


もしその三つが『ipad』で済ませれば鞄の重さは半分以下になる。
そんなことを想像しながら『ipad』のニュースを見ている。
アプローチブックの代わりは出来るだろうが、本とパソコンの部分はよく分からない。
重さは680g、バッテリーの稼働時間は10時間、タッチパネルで文字も拡大して見れる。ハード面では魅力満載である。
ソフト面は普及とともに次第に良くなっていくだろう。
気付いたら身の周りに紙が無くなっているかもしれない。


紙は長く情報を伝達する為に使われてきたが、反面増えすぎると重い。
必要は発明の母と言われるように何れ課題は解決される。
歴史が変わる時代に生まれたことに感謝しよう。
10年05月10日 07時14分10秒
Posted by: sis
米大リーグ・エンゼルスの松井秀喜が8日のマリナーズ戦で日米通算1500打点を達成した。
ここ7試合足踏みが続きチームも苦戦を強いられていたが、延長10回松井のヒットが記録達成と共に決勝打となった。


日本球界で過去に1500打点を記録しているのはたったの8人しかいない。世界の王始めそうそうたるメンバーばかりである。
このまま行けば今年中には現中日の落合監督の1564打点を抜き、歴代5位まで行けそうである。


しかし、当人の松井はあまり記録に執着はないようだ。「自分の数字には無頓着。それを振り返ることによって前を向く邪魔になる気がする。」とコメントがカッコいい。
先日大リーグで通算1000安打達成した時も、ソーシア監督に日本での安打数を聞かれて答えられなかったそうだ。
常にクリーンアップを任される松井にはチャンスの瞬間にチームの為に、自分の仕事をする事しか頭にないようだ。
ヤンキーズ時代のチームメイトに松井の評価が高いのもそんな人柄のせいだろう。
自分の為に頑張る人よりも他人の為に頑張る人がより評価される。
10年05月09日 08時31分38秒
Posted by: sis
欧州連合のユーロ圏16カ国はブリュッセルで緊急首脳会議を開き、財政危機のギリシャに対する13兆円の緊急支援融資を決めた。
ユーロ圏の中で財政赤字が深刻な国をPIGSと呼ばれている。
Pはポルトガル、Ⅰはイタリア、Gはギリシャ、Sはスペインである。


経済成長が著しい国をBRICsと呼んでいた。
Bはブラジル、Rはロシア、Ⅰはインド、Cは中国、最後のsは複数形のsである。
意味がなく覚えにくかった。国名を思い出してからBRICsを導いていた。


今度のPIGSは面白いし、覚えやすい。
豚は免疫力が強く、抵抗性だけでなく環境への適応性にも富んでいるため飼育は容易で世界中で家畜として飼育されている。
原種はイノシシで、豚は家畜としてしか存在しない。
良い得て妙だと思う。
ユーロ圏でも使われている表現だろうか?
迷走する新政権の日本の事も揶揄されているかもしれない。
10年05月08日 08時26分29秒
Posted by: sis
太陽光発電システムの普及はどうしても日照時間の関係で西高東低である。
普及率の上位3県は佐賀県、宮崎県、熊本県と三県とも九州が占める。
しかしあくまでも普及率の分母は世帯数なので、世帯数が少ないところが明らかに有利になる。


普及件数で見ると順位は変わってくる。
今度は世帯数が多いところが有利になる。
上位3県は愛知県、福岡県、大阪府の順になる。
世帯数を考えると当然東京が一番のはずである。
更に、東京都は太陽光発電の普及に特に力を入れていて補助金も厚い。


今、私の仕事関係の人が次々に九州から東京に転勤している。
優秀な人達が東京に引っ張られている感じである。
地球温暖化対策の為に太陽光発電システムを普及させる為には、確かにパイの大きなところで普及しないと効果が出ない。
私も早い時期に東京に行かないと・・・。
10年05月07日 08時36分43秒
Posted by: sis
私が最初に勤めた会社は製造から販売まで行う事務機器メーカーで、その為か営業部門も残業代が支給された。
私は営業の生産性は時間に比例しないので、営業に残業代を支払うことに疑問を感じた。


新入社員の頃、営業成績の上がらない先輩が遅くまで仕事をして残業代を稼ぐのを目の当たりにし、私は定時になると退社していた。
そんな私に同僚は「先輩より早く帰っちゃまずいよ」とアドバイスをしてくれた。


そんな残業を今は『アピール残業』と呼ぶようだ。
遅くまで頑張っている事をアピールしたり、先輩より先に帰りづらい為に遅くまで仕事をしてるふりをしたりする。
仕事をしているふりをして時間を過ごすのは本当に仕事をするよりももっと疲れる。
そして明日の仕事にも悪影響を及ぼす。


日本人は他人の目を気にしがちで、それによって自分の行動を制約してしまう。
悪循環の始まりである。悪い習慣は早めに改めた方がいいと思う。
10年05月06日 08時20分14秒
Posted by: sis
サラリーマンは敬称代わりに役職で呼ばれる。
以前勤めていた会社の部下や取引関係の人と話すと今でも「○○部長」と呼ばれる。
その前に勤めていた会社では係長だったので、その当時の仕事仲間には退職してからも「○○係長」と呼ばれていた。
時が経って相手も役職が上がって行き部長になっていたりすると、私の部下だった人から「○○係長」と呼ばれることに違和感を感じてしまう。


サラリーマンにとって一般的には昇進はモチベーションアップとなる。
その為、古い体質の会社では役職者がやたらに多い。
課のない課長や部のない部長がいたりもする。


肩書きが付いてしまうと人を管理するのが仕事だと感違いしてしまう人もいる。
そうなると部下は堪らない。
管理職の管理の対象は『人』ではなく、『仕事』である。
『仕事』を管理するとは、ノルマを達成することである。
部下の行動をチェックして仕事をしているつもりの管理職は会社のお荷物になる。
役職がモチベーションになるどころか会社の足を引っ張っているかもしれない。
10年05月05日 07時56分08秒
Posted by: sis
大規模なリコール問題で米議会でバッシングを受けたトヨタ自動車の4月米新車販売台数が前年同期比24.4%増と2ヶ月連続の大幅増で回復の兆しが鮮明となった。


トヨタ方式と呼ばれるトヨタの強みは「標準化」だと言われている。
世界各地の工場で作られるトヨタの車が品質が変わらないのは「標準化」のお陰である。
だから安心して買える。
世界各国の色んな人種の人が作っても同じものができるようにマニュアルが作られる。
しかし、その国の国民性でマニュアル通りにいかないケースも出てくる。
そこでマニュアルに『改善』が施される。
『改善』と言う言葉は英語でKAIZENと言われるそうだ。


しかし、『改善』ありきではなく、『標準化』が先にあって『標準化の改善』がトヨタ方式らしい。
手先が器用で、もの作りが得意な日本では「職人技」「匠の技」がもてはやされるが、今の日本がもの作りで世界中で評価されているのは「標準化」のお陰だと思う。
みんな物を買う時に期待どうりの物を要求しているだけで、期待以上のものは要求していない。
永く壊れずに使えさえすれば十分なのである。
10年05月04日 07時41分32秒
Posted by: sis
一昨日のバーベキューで火を起こそうと新しい木炭の箱を開けると着火剤が見つからない。
木炭で火を起こすのには着火剤が欠かせない。
固形、ジェル等色々あるが着火剤はバーベキューの必需品である。


以前は買っていたが、最近は木炭に余分についてくるので買わずに済ませていた。
しかし今回買った木炭にはついておらず慌てた。
家内は買いに行こうかと言ってくれたが、お客さんがいなければ厚意に甘えただろうが、着火剤がないと火も起こせないと思われては私のプライドが許さない。
もう、かれこれアウトドア歴20年を誇るベテランを自負している。


割り箸を着火剤代わりに燃やし、二本目の割り箸が燃え尽きた時にやっと火を起こすことができた。
思い起こせば、キャンプを始めた頃はそうやって苦労して火を起こしていた。そして火が起こせた時の喜びを味わっていた。
しかし、いつの間にか楽な方法を選び、そして気がつけばその便利な道具もタダで付いていて当たり前になってしまい、たまたま付いてないと梯子を外された様に慌てふためく。
当たり前のようにその恩恵に預かっていて気付かなくなっていることって他にも沢山あるのかもしれない。
山で遭難したら、結局何もできなかったりして。
10年05月03日 07時11分00秒
Posted by: sis
ピーター・ドラッカーは日本人ビジネスマン同士のお茶を飲みながらの取りとめのない話し合いについて「ビジネスの場面でお茶を飲む目的は、問題の解決を目指すのではなく、お互いを理解することにある。」と解釈している。


日本では取引先で応接間に通されると必ずお茶やコーヒーがでてくる。
そして、まずお茶を飲みながら、本題の前に天気やその時の時事ネタを話題にしてとりとめのない会話をする。
いきなり本題に入るのは余裕がなくガツガツしてるように見られる。


商談に入っても、話が途切れた時や、少し返事に困った時など会話の間を埋めるのにもお茶を飲む動作に助けられる。
湯呑みに手を伸ばしたり、戻したりする動作は緊張を和らげる効果がある。
相手が話している時にむやみに体を動かすのは失礼だが、お茶を飲むのはOKだ。
その為、何度も飲めるように少しずつ飲む。
営業で何件も訪問する時はお茶でお腹一杯になることもある。
そのせいか私は家では一切緑茶は飲まない。
家内には変人扱いされるが、家ではお茶の役割が見つからない。
10年05月02日 07時20分00秒
Posted by: sis
一般には話題が豊富で話が上手な人が良い営業だと思いがちである。
しかし、得てして話上手が良い営業成績を残すとは限らない。


私が社会人になった時、全国でもトップクラスの優秀な先輩がいた。
優秀な先輩の営業を盗もうと同行させてもらったりしたが、大した話も聞けなかった。
ただお客様の話にうなずいたり、大笑いをしたりするだけだった。
そしてその先輩が言うには、「営業は足数だ」どれだけ通うかだ、と。
その時、私にはちょっと無理だと感じた。


片や話上手で、立て板に水の先輩もいた。
話が面白く、組合の職場代表も務める先輩だった。
しかし、こちらは全く営業成績は上がらなかった。
よく見ているとその先輩は朝会社を出るといきなり喫茶店に直行していた。
これも違う、と感じた。


体力に頼った営業にも話術に頼る営業にも限界がある。
私が見つけた答えは「沈黙」だった。
特に最後のクロージングでは「沈黙」が一番良い仕事をする。
営業で努力していても結果が出せない人は「沈黙」を使えていないのかもしれない。