米大リーグ・エンゼルスの松井秀喜が8日のマリナーズ戦で日米通算1500打点を達成した。
ここ7試合足踏みが続きチームも苦戦を強いられていたが、延長10回松井のヒットが記録達成と共に決勝打となった。


日本球界で過去に1500打点を記録しているのはたったの8人しかいない。世界の王始めそうそうたるメンバーばかりである。
このまま行けば今年中には現中日の落合監督の1564打点を抜き、歴代5位まで行けそうである。


しかし、当人の松井はあまり記録に執着はないようだ。「自分の数字には無頓着。それを振り返ることによって前を向く邪魔になる気がする。」とコメントがカッコいい。
先日大リーグで通算1000安打達成した時も、ソーシア監督に日本での安打数を聞かれて答えられなかったそうだ。
常にクリーンアップを任される松井にはチャンスの瞬間にチームの為に、自分の仕事をする事しか頭にないようだ。
ヤンキーズ時代のチームメイトに松井の評価が高いのもそんな人柄のせいだろう。
自分の為に頑張る人よりも他人の為に頑張る人がより評価される。