2010年 5月の記事一覧

«Prev1 2 3Next»
10年05月31日 08時03分57秒
Posted by: sis
昨日、福島党首の閣僚罷免を受け社民党の連立離脱が決まった。
同時に内閣支持率は20%を割り、自民党が政党支持率で政権交代後始めて民主党を逆転した。


しかし残念なことに首相に相応しい政治家では、自民党の谷垣総裁は2%と鳩山首相の3.5%、小沢幹事長の2.7%よりも支持率が低い。
自民党にとっては鳩山首相の体たらくで政権奪回のチャンスのはずが、どうも自分とこの党首も頼りない。
谷垣総裁は、鳩山首相のチョンボの度に首相の辞任や衆院の解散を要求しているが、言葉が丁寧で迫力がない。


リーダーには怖さが必要である。
鬼のように怒れる怖さがないと緊張感がなくなる。
やさしいリーダーでは側近のやりたい放題になってしまう。


民主党内でも鳩山首相と小沢幹事長の退陣を求める機運が高まりつつあるようだが、自民党も谷垣総裁が代わらないと民主党に勝てそうな気がしない。
自民党には怒れるリーダーは出てこないのだろうか?



10年05月30日 07時18分30秒
Posted by: sis
29日俳優のデニス・ホッパー氏が亡くなった。
今では伝説となったジェームズ・ディーンと『理由なき反抗』や『ジャイアンツ』で共演し、彼の影響を受け、当時の映画界では反逆児扱いされた。


その後、69年には自身の脚本・監督・主演で撮った『イージー・ライダー』はアメリカン・ニューシネマの代表作となり、アメリカ映画の歴史を変えた。
その作品でピーター・フォンダやジャック・ニコルソンといった名優も世に送り出した。
そして晩年は『スピード』の爆弾犯のように狂喜の悪役が多かったが、常に最前線で仕事をし続けた。


私生活では5度結婚し、5度目の奥さんとは離婚協議中だったようだ。
映画の中でも現実でも常に反逆児だった。
人の言われるがままにするのは簡単だが、体制に逆らうにはエネルギーが必要だ。
逆らえば色んな批判や攻撃が加えられる。
デニス・ホッパーの生涯は、体制に反対することがエネルギー源だったようだ。
今も天国で神様に逆らっているかもしれない。
それが彼らしい。
10年05月29日 07時18分54秒
Posted by: sis
普天間基地の移設問題で5月末決着を約束していた鳩山首相は、福島消費者相を罷免して閣議決定を行い、ほぼ現行と同じ辺野古移転で日米共同声明に至った。


沖縄、徳之島に対して行ったように事前の説明もネゴもなく、最後の最後に至って福島大臣との話し合いを行った。
福島大臣は今まで鳩山首相を擁護する発言を繰り返していた。
しかし、鳩山首相はその気持ちを裏切ってしまった。
その反面、社民党との連立は維持したいと言っている。


昔、私がサラリーマンの頃、社員の中に『お客様を鬼に変える男』がいた。
普通の人間に見えるが、約束を守らず、問題を起こしてはお客様をクレーマーに変えた。
本人に罪の意識があるのかないのか、改心することもなく結局は退職した。


鳩山首相を見ていて思わず、『お客様を鬼に変える男』のことを思い出した。
本人に悪気はないかもしれないが、知らぬ間に関わる人を鬼に変えてしまう。
沖縄県民、徳之島の住民、社民党、国民・・・。
本人はまだ気付いておらず、首相を辞める気配はない。
10年05月28日 08時15分59秒
Posted by: sis
2008年の公的年金の単年度収支が発表され、国民年金、厚生年金、公務員3共済の公的年金全体で時価ベースで19兆4233憶円の赤字となった。
リーマンショック以降の世界的金融危機の影響で株価が下落し、積立金の運用の赤字だけで12兆5731憶円に上った。


日本年金機構から送られてきた『年金特別便』により自分の老後の年金受取金額が分かり、老後の計画が立てやすくなった。
何歳になるといくら貰えるかが分かれば何歳まで現役を続ければ良いか予定が立てられ、その時いくら貯蓄が必要かも分かる。


しかし、その予定額も年金の運用が予定通りに行った場合の話である。
元々積立金の運用の赤字など想定していない。
今回の収支により何れ又見直しが必要になるだろう。
不景気では収入は増やせないので、支出を抑える事になるだろう。
65歳で現役を引退する予定がどんどん伸ばされていく。
これから老後はお金か体力を蓄えておかないと生きていけなくなるだろう。
10年05月27日 07時29分06秒
Posted by: sis
「やる気」は脳内でドーパミンが活性化して生まれる。
仕事では「お金」がそのきっかけとなる。
サルにランプが点灯したらボタンを押させ、成功したらジュースを与える実験がある。
サルはジュース欲しさに一生懸命ボタンを押す。
サルにとってジュースは人間にとってのお金と同じである。


しかし、実験を長く続けるとサルは次第にやる気を失っていく。
ジュースが貰えて当たり前と感じるようになるからである。
人間も同じである。
お金が動機で仕事を頑張っていても次第にお金を貰うことが当たり前になる。
やる気を出させる為には給料を上げてやらないといけないが、ずっとそうもいかない。


そこでお金以外でドーパミンを活性化させる工夫が必要となる。
仕事の達成感であったり、上司に誉められたいとか、スキルの向上といったこともやる気に繋がる。
目標を設定して達成できたら誉めてやったり、課題を与えてクリアさせて成長を実感させるような指導の仕方が大事である。
常に社員に刺激を与え続けないとやる気は続かない。
それが上手にできる企業が成長する。

10年05月26日 07時49分40秒
Posted by: sis
昨日ワールドカップの日本代表監督の岡田監督が選手を連れて鳩山首相を表敬訪問した。
二人のご対面は終始苦笑いだった。


国民の注目を集める二人はよく似ている。
大事な立場に就いていながら不用意な発言が多い。
出来ない事をあたかも根拠があるかのように発言し、期待を持たせる。
場の空気を読まずに失言が多い。


そのせいで最近鳩山首相が謝る場面が多い。
一国の首相がペコペコ頭を下げていると国民は不安になる一方だ。
岡田ジャパンの選手達も同じ気持ちだろう。


人の上に立つ人は自分の発言にもっと責任を持って欲しい。
下の人達は上の人を信じたい。信じられなくなると頑張れない。
人の振り見て我がふり直せという言葉があるが二人に気付いてもらいたい。
10年05月25日 07時35分55秒
Posted by: sis
私がゴルフを辞めて何年になるだろうか?
ゴルフパックは自宅の二階の廊下で埃を被っている。
きっかけは持病の腰痛だ。ボールを拾い上げる動作も怖くなった。


最近のゴルフ場では女性ゴルファーが増えているそうだ。
ゴルフ用品の国内出荷数はマイナス成長なのに、レディース市場は111.3%と大きく伸びている。
打つ度にキャーキャー騒いだりする女性ゴルファーをギャルファーと呼んでいる。
その内6割は独身で、健康的だし、出会いもあるという理由から始めたようだ。
ゴルフは性格が出てしまうスポーツで、プレー中に相手の人柄を見る事が出来るのが良いらしい。
又、普段は着れないようなミニスカートや派手な色のゴルフウェアを着れるのもストレス発散に繋がる。


ギャルファーのマナーの悪さにストレスを増やしているおじさんゴルファーも多いだろう。
最近は腰の調子も良いのでそろそろゴルフでも再開しようかと思っていたが、そんな話を聞くとやっぱり辞めとこうかとも思う。
ギャルファーの3割はスコア90台で、男性顔負けらしい。尚更行けなくなる。
10年05月24日 07時06分44秒
Posted by: sis
最近、街中を車で走っているとトヨタのプリウスの多さに気付かされる。
09年の国内新車販売台数は一位がプリウスで27万7485台、同じくホンダのハイブリッド車のインサイトの販売も好調である。


HVがトレンドの自動車業界でHVを持たない日産自動車が昨年度は2337憶の赤字にだったのに今年度は黒字に転換し、好調だそうだ。
原因はトヨタとホンダがHVで価格競争している中、日産は中国で一生懸命小型車のティーダを販売していたようだ。
これを漁夫の利と言うのだろう。


自動車の一番の市場は今は中国である。
中国ではHV車よりも小型車のニーズが高い。
中国内陸部には約8憶人の農民がいて、1600cc以下の乗用車の取得税の優遇処置がとられているそうだ。


日産は今後フーガ(HV)やリーフ(EV)の販売を予定している。
日産が本当に漁夫の利を得るのはこれからかもしれない。
10年05月23日 09時44分53秒
Posted by: sis
大手電機メーカーのパナソニックの11年春の新卒採用計画では前年比1割増しの1,390人と景気上向きの感があるようだが、国内の採用はその内の2割(290人)しか採用せず決して喜べない。国内では4割減となる。
それもブルーカラーではなく、ホワイトカラーの話である。


安い労働者を求めて日本の製造業は工場を国外に移し、日本国内でブルーカラーの雇用機会はドンドン少なくなっていった。
それが今やホワイトカラーの仕事も海外に奪われて行っている。
日本人の採用を減らして海外採用を増やしているのはパナソニックだけではないようだ。


米ハーバード大学の今年の一年生の留学生は韓国人200人、中国人300人、日本人は一人で、同大学学長は日本がどうしたのか心配しているそうだ。
私が子供の頃受験生ブルースと言う歌が流行った。
そしてその歌を口づさみながら受験戦争をくぐり抜けて来た。
今では少子化で競争率は下がり、逆に生徒数が定員に満たず生徒の半数は推薦という大学もあるようだ。
競争が無くなった日本の大学生のレベルは低く、企業は韓国やインドといった激しい競争を勝ち抜いてきた学生を採用したい。
最近ゆとり教育が見直されつつあるようだが、ある意味気付くのが遅すぎないだろうか?
10年05月22日 07時53分19秒
Posted by: sis
売り上げ不振の外食産業の中で回転寿司のチェーン店が例外的に売り上げ、出店数を伸ばしてるらしい。
先日家内とお昼に立ち寄ったスシローは小売り・サービス業を対象にした顧客満足度ランキングで第3位に輝いたそうだ。


一般的にファミレスの食材にかける原価は30%だそうだか、回転寿司は原価が50%に跳ね上がるそうだ。
顧客満足度が高い原因はネタの良さにあるようだ。
その分、人の代わりにベルトコンベアーで料理を運びファミレスで掛る人件費30%を回転寿司では20%に圧縮している。
そして営業利益はファミレスが3%に対し、回転寿司は6%と逆転してしまう。


回転寿司に負けず最近はファミレスでもビックなステーキをリーズナブルな価格で提供するなど食材にコストをかけているようだ。
ドリンクバーまでお客に足を運ばせて、ウエイトレスの人件費を削っている。
そのうちにファミレスでもベルトコンベアーで料理を運ぶようになるだろう。
デフレが人間の職場を奪っていくようだ。
10年05月21日 07時03分14秒
Posted by: sis
今日は『住宅ローン攻略セミナー』を行いに出水に行く。
2月に行って以来今年二回目となる。


1mと一万円はどっちが大きいですか?


答えは、単位が違う物は比較できない、が正解。
ではなぜ単位が違う物を比較したのかというと、みんなが同じ間違いをしていることに気付いてもらう為である。
家を検討される人の多くは予算を聞くと月々の支払い限度額を言う。
そしてその金額は現在の借家の家賃の金額を言われることが多い。


借家の家賃と住宅ローンの返済額、単位は同じ”円”だが、全く異なる。
借家の家賃は需要と供給の関係で決まる。人気が高い所は家賃も高く、反対に人気のない所は安くなる。
住宅ローンの返済金額は借入金額と金利と返済期間で決まる。家賃とは全く違う。
予算の考え方を変える。まず、そこからスタートする。
10年05月20日 07時39分28秒
Posted by: sis
韓国の巨大企業であるサムスン電子の2009年の売り上げは10兆9千億円、営業利益は8,736憶円。
日本が世界に誇るソニーやパナソニック、東芝、日立製作所、シャープ等電機大手9社の営業利益の合計は2010年3月期見通しで6,400憶円でサムスン電子一社分の利益に届かないらしい。


日本は消費税は先進国の中でも低いが、法人税は極めて高い。
韓国の法人税率は住民税を合わせても24.2%しかない。
一方日本は40.69%でかなり違う。利益を上げても税金に持って行かれると思うと利益を上げる努力をしなくなる。逆に利益を出すのを抑える方向に力が働く。
事業仕分けで天下りや税金の浪費の実態を知らされると一層納税意欲が失われる。


サムスン電子の広告宣伝費は売り上げの3%と言われる。
売り上げが10兆円なので3,000憶円の広告宣伝費となる。
パナソニックが08年度で900憶円、トヨタがピーク時で1,000憶円と比較するとサムスン電子の広告宣伝費の多さが分かる。
法人税の値下げを考えないと日本企業の国際競争力は弱くなる一方だと思う。
10年05月19日 07時59分38秒
Posted by: sis
日本たばこ産業(JT)は17日煙が出ない『無煙タバコ』の販売を開始した。
今年10月に増税の影響によるタバコの値上げを控えて巻き返しを図っているようだ。


公共の交通機関や施設では全て禁煙になってしまった。
仕事でバスやJRを利用する私が愛煙家だったら相当苦労しただろう。
禁煙を始めた頃は禁煙の日数まで覚えていたが、今は禁煙して何年になるかも思い出せないほどタバコとは遠ざかってしまった。


最近百円ライターも安全面の問題で発売中止になるようだ。
火をつけない『無煙タバコ』の登場と『百円ライターの発売中止』と関連があるのだろうか?
何れにしても愛煙家は日に日に肩身が狭くなっている。


日本航空では、機内での『無煙タバコ』の使用を認めるようだが、ANAは禁止するようだ。
JR東日本も認めない。
結局JTの巻き返しは難しいようだ。タバコって名前を辞めたらいいのに。
10年05月18日 06時58分03秒
Posted by: sis
東京や埼玉といった首都圏では小学校の先生の家庭訪問は玄関先で済ませるようだ。
学校から事前に玄関先で済ましますと連絡が入るようだ。


もともとは親からの要望でそうなったらしい。
確かに母親にとっては家庭訪問はかなりプレッシャーの掛るイベントのようだ。
うちでもリフォームをしたのも家庭訪問の前だったし、家具を買い替えたりするのも家庭訪問がきっかけになっている。


住宅の営業の仕事をしていた時も、最初はお客様のご自宅へ行って話をするのが普通だったが、次第にお客様が展示場や会社に来られるケースが多くなっていった。
場合によってはお客様の家に行ったことがないといった営業もいた。
住宅営業はお客様の暮らしぶりを知らないといけないこともある。
仏壇の有無とその大きさ。婚礼家具の三点セットは?。ベットはツイン、ダブル?
家具や暮らしぶりによって間取りの取り方が変ってくる。


家庭訪問も教師が生徒の暮らしぶりを知ることによって指導の課題が見えてくる。
自分が楽しようと思わず、家庭訪問の目的を親がもっと考えないといけない。

10年05月17日 08時28分26秒
Posted by: sis
私が仕事で毎月行く宮崎県では家畜のウィルス性感染症の口蹄疫が悩みと種となっている。
昨日宮崎牛の種牛を管理する県家畜改良事業団で5頭の感染が見つかり、全飼育牛308頭が処分されることになった。
同県によると、14日に口内にただれがある牛を発見し、検査の結果陽性だったと説明している。


奇妙なのは、13日から14日にかけて西都市に6頭の種牛が移動制限区域から出されていたことである。
感染力が強い口蹄疫が見つかれば、感染していようがいまいがその農場の全ての家畜が処分される。
ブランド牛の宮崎牛の種牛は貴重である。当然大事に保護しなければならない。
口蹄疫が県内で見つかった場合、貴重な種牛は直ちに数か所に分散していなければならない。
家畜の移動を規制していることは、発見の前日に移動した事を見ると理由にはならない。
東国原知事は国に対し支援を要請しているが、県の対応のまずさは否めない。


しかし、畜産農家は心配で眠れない日々を送っていることだろう。
口蹄疫ウィルスは酸に弱いらしい。PH5~6で死滅するようだ。
何か効果的な対策が早く見つかることが待たれる。
«Prev1 2 3Next»