2010年 2月の記事一覧

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10年02月13日 08時41分02秒
Posted by: sis
日本の道路は左側通行である。
外国では殆どの国が右側通行である。


昔武士は左の腰に刀をさしていた。ピストルは右にさすが、長さのある刀を抜くには左にさすのが抜きやすい。
西洋のサーベルは真っすぐなのでタテにぶら下げる。
刀は反っているのでタテにはぶら下げられず、左の腰に下げることになる。
刀の鐺(こじり)が後ろに出ているので、右側を歩いてしまうとお互いの鐺がぶつかってしまう。刀は武士の命だから、そうなったら刀を抜く羽目になってしまう。
それではいくつ命があっても足りない。だから左側を歩くようになった。


節分が終わり、ひな祭りの準備が急がれる。
昔、御内裏様とお雛様をどちらに置くかで悩んだ。普通左が上座だが、どっちから見て左なのかという問題である。天皇はこっちを向いている。天皇から見ると左右が逆だ。
京都の街には左京と右京とがあり、東半分が右京かと思えば逆で左京である。
なぜなら、天皇が南を向いているからそうなってしまう。
それより、早く出して飾らないと・・・。
10年02月12日 07時46分08秒
Posted by: sis
お酒はでんぷんを麹菌で糖にかえ、イースト菌を加えるとできる。
しかし、昔はなぜ米がアルコールに変わるのか不思議で神秘的なことと思われていた。
また、それぞれの家に独特の酒の作り方があり、それを自慢にもしていた。
お酒に限らず、漬物や味噌も各家庭で作っていて、その独自の味をおふくろの味と呼んでいた。


自分の家で心を込めてつくったお酒は呑むと非日常的な気分となることが神秘的だということで、それが心を贈ることとなり、これが贈答品の基本であった。
また、贈るだけでなく、相手と一緒に飲む場合もある。
結婚式の杯事、親分子分の杯などお酒は誓約の意味でも使われる。
これは、共食習俗で一つのつぼに入ったお酒や同じ杯のお酒を呑み交わすことは血縁、親戚関係になるという意識がはたらく。


日本人は人間関係づくりにお酒呑む。あいさつの最後も『今度呑もうか?』で終わる。
お酒とは切っても切れない関係なのである。
しかし、お酒が苦手な人もいる。私の身近にも全く呑めない人が何人かいるが、その人達は共通して人付き合いが上手である。お酒が呑めなくて困らないようだ。
お酒好きは、きっとコミュニケーション能力の不足をお酒で補っているのかもしれない。
10年02月11日 08時03分12秒
Posted by: sis
日本の社会は『タテ』社会と言われる。
師匠と弟子、上司と部下、敬語にも見られる。


その為、日本では『ヨコ』という言葉は悪いイメージで使われる。
横道にそれる、横槍を入れる、横車を押す、横縞、エトセトラ。


横縞の『しま』とは、海の向こう、外国の事である。
海外から入ってきた布についている模様をしま模様と言った。
中国からしま模様の布が入ってきたが、模様の殆どはボーダー柄の横しまだった。
当時の日本人には横しまは似合わなかった。寸足らずが尚更強調されてしまう為、もっぱらタテ縞が衣料に使われた。
横道、横槍、横車とも人の邪魔をする時に使い、タテ社会の和を乱す。


横の関係が苦手な日本人は多数決を嫌う。
多数決ではなく、全会一致を好む。その為ネゴシエーションが盛んに行われる。
民主主義が馴染みにくい社会かもしれない。
10年02月10日 07時52分31秒
Posted by: sis
マスコミで連日話題となっているトヨタ自動車が9日『プリウス』を始めとした4車種のリコールを発表した。


ブレーキの不具合は車にとって最も危険な問題である。
それをここまで大騒ぎになってリコールを決めるトヨタ首脳陣はかなり問題である。
一月末には新規出荷分は既に改良を施していたにも拘らず、『運転者のフィーリングの問題』と責任逃れをしていた。その時は確か副社長が記者会見をしていた。
問題の認識の甘さからであろう。


その後、騒ぎが収まるどころか大騒ぎとなり、今回のリコールとなった。
以前仕事でトヨタ車に乗っている時にリコールのハガキが届き修理に販売店に持って行った覚えがある。その時はメーカーに対する不満ではなくアフターサービスが良いという印象しか持たなかった。


同じトヨタが今回はなぜ対応が変わったのだろうか?
私は企業は『人』だと思う。同じ会社でも経営者が変わると社風が全く変わる。
創業者の熱い経営理念が長く受け継がれるのは難しい。

10年02月09日 10時01分27秒
Posted by: sis
昨日今日とだいぶ暖かくなってきた。
朝のエアコンもつけなくて済んだ。

昨年末少し大きめのコタツを買ったので、我が家の今年の暖房器具の主役はそのコタツである。
天板の高さが少し高く、コタツに入って横向きに寝ても大丈夫だ。
しかし、朝だけはエアコンを入れるようにしている。
娘が着替えるのに可哀そうだからである。
そして、朝8時にはエアコンのスイッチを切る。(電気の単価が上がるからである。)

以前は灯油ファンヒーターを使っていた。去年の冬も何度か灯油を買いに行ったが、今年はコタツに主役の座を取って代わられてしまった。
しかし、コタツだけだとやっぱり少し寒い。
家内の姉さんの家にはこの冬から蓄熱暖房機が活躍している。
私も3年前に太陽光発電システムを載せた時に悩んだアイテムだ。
年を取った時の事を考えると灯油を買いに行くのはつらい。コタツだけでもやっぱりつらいし、かといって昼間にエアコンを付ける気もしない。
やっぱり次の冬には蓄熱暖房にしようと考えている今日この頃である。
10年02月08日 09時19分58秒
Posted by: sis
私か生まれた年の昭和34年に本田技研はアメリカに本格的に進出した。
当時のアメリカは、自動車の普及によりオートバイは経営の面でも技術開発の面でも行き詰っている時だった。


そこで本田宗一郎は今までのような実用本位の売り方では難しいと考えた。
そしてハードではなく、ソフトを売ることにした。
オートバイを移動手段としてではなく、レジャーを楽しむ為の乗り物として宣伝した。
ハンターカブやフィッシングカブなどを女性や子供まで乗れるように設計して売り出した。


それまでのブラックジャケット(暴走野郎)のイメージを変えようと、『タイム』や『ライフ』などの一流雑誌にドンドン広告を出していった。
ホンダは凄い勢いで売り上げを伸ばしアメリカ進出を成し遂げた。


通常、メーカーは物を作り、商社が外国に物を売る。
戦略があればメーカーが商社の力を借りず外国に物を売ることもできる。その良い例だと思う。たまにはアプローチ仕方を変えて見るものいいかもしれない。

10年02月07日 07時00分00秒
Posted by: sis
ブログの効用として"メモ"の効用について書いたが、もう一つの効用は"コミュニケーション手段"としての効用である。


独立して一人で仕事を始めた私には先人がいない。
何をするにも一人で考え、一人で実行している。
会社員でいた時には、部下なり先輩なりがいて色々相談なり話をすることができた。
話をすることで、客観的に自分の考えを確認することができた。


でも、今は自問自答のくり返しである。
そこで、今はブログに書くことが一つのコミュニケーションの手段となっている。
返答はなくても、書くことで何かを発散してる。


そうやって多くの人がブログを書いているのかもしれない。
本当は話を聞いてくれる人がいれば、ブログを書く手間もなくなくなるのだろうが、皆其々忙しい。他人の話をじっと聞いてもいられない。
だから、ブログを書いているのだろう。必要は発明の母と思えばいい。



10年02月06日 07時34分00秒
Posted by: sis
私の座右の銘は進化論で有名なダーウィンの言葉である。
強い者が生き残るのではない。賢い者が生き残るのでもない。常に進化するものが生き残るのである。という言葉である。


確かに言葉の持つ意味は重い、自分の言った言葉に縛れてしまうケースは多々ある。
特に政治家は、マスコミが過去のコメントをビデオで再三流す為に過去に自分の喋った言葉に縛られてしまう。


しかし、過去の自分に囚われていては新しい自分は生まれない。
朝令暮改という言葉は、私は決して悪い事だとは思わない。
素直に過去の自分の発言を否定すれば良い。過去の自分が間違っていたのではなく、世の中が変わっただけだと。
時の経過とともに、世の中は常に変化している。過去に正しかったものが、時間の経過でそうでなくなることはいくらでもある。
それを、自分の過去の言葉に囚われて進化すること妨げてはならない。


時間の経過とともに正解は変わる。そこからスタートすれば過去の自分に囚われる心配も薄れる。
私は常に変化できることが私の優位性だと思う。
逆に、結果が出ないことを続けている人達を残念に思う。進化出来ない人達はいずれ過去の"物"となるのだろう。

10年02月05日 08時31分31秒
Posted by: sis
横綱朝青龍が暴行事件を引き金にして現役を引退した。
歴代3位の優勝回数の25回を記録し、通算勝率7割9分5厘は圧倒的な強さだった。
今の相撲界では決して体格的には恵まれてるとは言えないが、気力はダントツに勝ってた。


格闘技は『心、技、体』と言われ、横綱朝青竜はその中で『心』に問題があったと言われるが、『技、体』以上に『心』の強さで今まで勝ってこれた。
人柄を見ていても決して悪い人間には見えないし、モンゴルでは英雄である。


問題は朝青龍ではなく、外国から来た相撲が得意な高校生を高校を中退させて自分の部屋に連れて来て、目一杯儲けさせてもらった上に、自分の指導が悪い為に、才能ある若者をこんな形で引退させた親方の『おれは何も悪いことはしていない』とのコメントに『心』の問題を感じた。


朝青龍は相撲協会には残れず、いずれモンゴルに帰るだろう。
そして、今回何の裁きも受けなかった高砂親方はこれからもせっせと第二の朝青竜を育てるのだろう。
10年02月04日 06時47分00秒
Posted by: sis
今日は仕事で福岡に出張して、商社の月一度の会議でスピーチをさせて頂く。


私は大学を卒業して事務機メーカーに勤めいてた頃、当初は飛び込み営業をした。
事務機のメーカーでありながら小売りまでする会社であった。
その後しばらくして、販売店への卸の仕事を担当した。
物売りの経験しかない私は担当した会社の営業マンに同行して沢山売りまくった。
そうすると、当然沢山仕入れしてもらえた。そして営業マンも営業力を付けていった。
そしてその会社の経営者から信頼を得ることができた。
社員旅行にも誘われて付いて行った。


その後、建設会社に転職して管理職となり、商社の営業マンと接する機会を持つような立場になった。
その時に、私が事務機メーカーの営業マンとして卸売りの仕事をしていた時のようなやり方をする営業マンに出会うことはなかった。
彼らは見積もりを出すことが差別化の手段と考えているようにしか見えなかった。


私は小売りも卸も営業は同じだと思う。
相手に信頼されてこそ商談が成立する。信頼を受ける為には相手の求める事をかなえてやればいい。
小売店の営業マンは営業実績を求めている。小売店の経営者は自分の会社の営業マンが営業力を付けることを望んでいる。その二つをかなえてやればいい。
それは営業力のある営業マンなら誰でも出来ることである。
今日はそんな話をしてこようと思う。本で読んだ話だと伝わらないと思うから・・。
10年02月03日 09時13分27秒
Posted by: sis
ブログを書く理由の一つに『メモ』の要素がある。
私は携帯電話のメモ帳を良く使う。プリンターの品番、電池の品番など普段は必要としないが、消耗品が切れた時に急に必要になる。そんな物を携帯のメモ帳に登録している。


しかし、文章や出来事などは携帯には残せない。
そこでブログに書き残す。
もし、何か思い出したくなったらブログを読み返せばよい。


今日の新聞にフォードの創業者のヘンリー・フォードの言葉が載っていた。
非常に深い言葉でこれは残しておきたいと思う。
『できると思うか。無理だと思うか。いずれにしろあなたは正しい。』である。


できる、と思う人はきっと出来るだろう。又無理だ、と思う人はきっと無理だろう。どっちの人も思った通りになる。確かに正しい。
『名言は表現力』っていうのは名言になるかな?浅いな。
10年02月02日 07時19分44秒
Posted by: sis
昨日行われた日本相撲協会の理事選で二所ノ関一門を自ら離脱して初出馬した貴乃花が大方の予想を覆して当選した。
選挙と言っても、あからさまに談合し、無記名投票なのに立会人が記載内容をチェックするといった従来のバカげた理事選の慣習を改めさせた事で既に意義があった。


『貴乃花新理事は結局何もできない』と無責任な発言をする識者の談話も聞くが、そういった考え方をする人が多いと組織は硬直化する。
やっても無駄だと思ったらおしまいだと思う。
無駄だと思わず、やり続ければ必ず何かができる。


以前、大分の中津市に仕事で言った時に、途中『青の洞門』に立ち寄った。
『青の同門』は禅海が山国川のほとりの競秀峰のすそに槌とノミだけで30年の歳月をかけて掘掘った約342メートルのトンネルだ。
最初からそんなことができると誰も思わなかったはずだ。
子供の頃、本で読んだ覚えはあるが、実際に見るのはその時が始めてだった。
人間の意志の力は物凄いと感じた。
無駄な努力は決してない。
10年02月01日 08時38分27秒
Posted by: sis
九州7件合同で実施したマイバックキャンペーンの結果が出たようだ。
昨年10月の一ヶ月間、参加店舗640店舗の集計で県内の持参率が27.7%で前年度比で7.6%増加した。
ほぼ4人に一人がマイバックを持参していることになる。
九州全体では10.2%増え、30.7%となった。



私も家内と買い物に行く時は必ずエコパックを持参する。
車にも常備しており、全部で4つエコバックを持っている。
しかし、私がいつも買い物をする店では、レジでエコパックを持参している人をほとんど見かけない。


普及率が上がった一番の要因は『レジ袋の有料化』だそうだが、本当にそうだろうか?
キャンペーンに参加している640店舗が『レジ袋を有料化』して持参率があがっているだけで、それ以外のお店の実態を反映していない様に思う。この数字に勘違いして効果が上がったと喜んでいては温暖化対策は厳しいと思う。
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