マスコミで連日話題となっているトヨタ自動車が9日『プリウス』を始めとした4車種のリコールを発表した。


ブレーキの不具合は車にとって最も危険な問題である。
それをここまで大騒ぎになってリコールを決めるトヨタ首脳陣はかなり問題である。
一月末には新規出荷分は既に改良を施していたにも拘らず、『運転者のフィーリングの問題』と責任逃れをしていた。その時は確か副社長が記者会見をしていた。
問題の認識の甘さからであろう。


その後、騒ぎが収まるどころか大騒ぎとなり、今回のリコールとなった。
以前仕事でトヨタ車に乗っている時にリコールのハガキが届き修理に販売店に持って行った覚えがある。その時はメーカーに対する不満ではなくアフターサービスが良いという印象しか持たなかった。


同じトヨタが今回はなぜ対応が変わったのだろうか?
私は企業は『人』だと思う。同じ会社でも経営者が変わると社風が全く変わる。
創業者の熱い経営理念が長く受け継がれるのは難しい。