今日は仕事で福岡に出張して、商社の月一度の会議でスピーチをさせて頂く。


私は大学を卒業して事務機メーカーに勤めいてた頃、当初は飛び込み営業をした。
事務機のメーカーでありながら小売りまでする会社であった。
その後しばらくして、販売店への卸の仕事を担当した。
物売りの経験しかない私は担当した会社の営業マンに同行して沢山売りまくった。
そうすると、当然沢山仕入れしてもらえた。そして営業マンも営業力を付けていった。
そしてその会社の経営者から信頼を得ることができた。
社員旅行にも誘われて付いて行った。


その後、建設会社に転職して管理職となり、商社の営業マンと接する機会を持つような立場になった。
その時に、私が事務機メーカーの営業マンとして卸売りの仕事をしていた時のようなやり方をする営業マンに出会うことはなかった。
彼らは見積もりを出すことが差別化の手段と考えているようにしか見えなかった。


私は小売りも卸も営業は同じだと思う。
相手に信頼されてこそ商談が成立する。信頼を受ける為には相手の求める事をかなえてやればいい。
小売店の営業マンは営業実績を求めている。小売店の経営者は自分の会社の営業マンが営業力を付けることを望んでいる。その二つをかなえてやればいい。
それは営業力のある営業マンなら誰でも出来ることである。
今日はそんな話をしてこようと思う。本で読んだ話だと伝わらないと思うから・・。