中小企業の経営者が悩む資金繰り。

昨年創出された制度融資を受けるため、
中小企業の経営者が千代田区役所の前に早朝から並んでいる。
1日に45件の申請相談しか受け付けてもらえないためだ。

朝6時に行ったが既に遅く、
翌日寝袋持参で夜中の3時半から並んだという経営者もいる。

そのくらい昨今の経済不況は中小企業の資金繰りを悪化させているのだ。

資金繰りの悪化は企業のみではなく家計も同じ。

昨年末、各企業の年末調整が終わったが、資料を見るにつけ、
一般の家計も資金繰りの悪化が深刻さを増してきたように感じる。

そんな中、家計の資金計画も持たず、目先の消費に走ったり、
人生計画もなく勧められるままに金融商品を購入することによって、
家計の問題が解決したかのような錯覚に陥るケースが散見される。

勧められるがまま保険に加入し
勧められるがまま投資信託を購入し
勧められるがまま住宅ローンの繰り上げ返済をした結果、

資金繰りが苦しくなり掛け金を払えなくなったと保険を解約し
評価が下がったからと言って、投資信託を売却し
老後資金が無いからといって金利の高いローンを借りる家庭。

家計の資金繰りを考えず、「保険・貯蓄・投資・ローン・税金・社会保険」を
バラバラに考え、上記のように目先の手段に走って右往左往するのか?
それとも家計の資金計画を持ち、それに合わせて上記の保険・投資・ローン等の
金融もバランスよく活用し、お金に困らない生活を送るのか?

どちらをとるかは、家計の経営者次第。

そしてその家計の資金繰りをサポートし、
金融のバランスをとることができる
「マネーバランス力」を身につけるため、具体的に学ぶことがきる
「FPビジネススクール」が1月17日から東京でスタートする。

私自身も4年前このスクールで学び、
この仕事をしていく決断をしたことで道を開いた。

道が開けたから決断するのではなく、
「決断したからこそ道が開ける」といいます。

皆さんも「マネーバランス力」を身につけ、
家計の資金繰りを改善していきましょう。


【㈱FPサービス・ジャパン 服部英樹 Hideki Hattori】
http://www.moneybalance-clinic.com/stuff.html