私は芋が好きだ。

芋焼酎は勿論、食材としての芋、
特にスナック菓子のポテトチップスは大好物だ。

この連休、スローライフ実践家の知人の山小屋を訪ねた。
彼は山奥で自給自足に近い生活をしている。

そこで今回、彼の畑から芋を掘り起こし、
ポテトチップス作りをしてみたのです。

まず芋をいただく代償として畑仕事のお手伝い。
無農薬栽培なので草ぬきや害虫退治は手作業、
有機栽培なので肥料は肥えをすくって撒き、
お手伝いがすんでから芋の収穫。
現代社会に慣れきった私には大変な作業でありました。

そんな苦労の後に調理して食べたので
当然、市販品よりもぶち美味かったのですが、
口にするまでの私の労力は¥100どころではなかったです。

とあるヨーロッパの国のポテトチップスの話。

芋の原産地はドイツ
 ⇒洗浄はシチリア島
  ⇒スライスはスイス
   ⇒揚げるのは再びドイツ
    ⇒包装はイタリア・・・・・
芋の移動距離実に6300km

ですが、このやり方が最もコストカットできて
値段を低く抑えられるとのこと。

日本でもアメリカで冷凍したフレンチポテトの方が
国産のものよりも安いですね。

改めて現代社会の経済効率の追求のすごさに慄きつつ
安さ便利さと引き換えに失っている物があることにも
気付かされた連休でした。

皆さんの連休はいかがでしたか?


【ROCK THE MONEY 井隈真治 Shinji Ikuma】
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