専業主婦の友人から
「パートで働く場合、年収をいくらに抑えると得なの?」
という質問を受けたことがあります。

いわゆる「パート収入の壁」ですね。

「100万円の住民税の壁」
 パート収入が100万円以下の場合、
 住民税は原則非課税です。

「103万円の所得税の壁」
 パート収入が103万円以下の場合、
 所得税が非課税になり配偶者控除が受けられます。

「130万円の社会保険料の壁」
 パート収入が130万円以下の場合、
 ご主人の勤務先が社会保険に加入しているときは
 社会保険料の負担がありません。


これら「収入の壁」については、
FP3級の知識があれば答えることができます。
でも、これでは彼女の本当の質問に答えたことにはなりません。

なぜなら、彼女の目的は
「扶養の範囲内で働くこと」ではなく
「家計にゆとりをつくること」だからです。


そこで登場するのが「ゆとりの方程式」です。
ゆとり=収入-支出+(財産×運用効率)


つまり、
①収入を上げる
②支出を抑える
③人・金・物という財産の運用効率を上昇させる

これら3つのバランスをとり、
実行することが彼女の求める答えなのです。

そのための最強ツールが「キャッシュフロー表」です。

「キャッシュフロー表」を手に入れた彼女は
収入の壁を乗り越えて、
3年後から収入を上げるための準備をしています。

彼女と同じように収入の壁を前に立ち止まっている皆さん、
「キャッシュフロー表」を手に入れて
「ゆとりの資金」を作りませんか?


【柿原裕美FP事務所 柿原裕美 Hiromi Kakihara】
http://www.moneybalance-clinic.com/stuff.html