相続対策にもマネーバランス
投稿日時:2008年09月17日水曜日 11時34分00秒
ブログ投稿者:マネーバランスクリニック カテゴリー: General
相続には以下のの3つの対策があります。
1)相続納税対策
2)相続税軽減対策
3)争族回避対策
このうち 2)の相続税軽減対策の一つに、
コ-ポやマンション建設による相続税対策がありますが、
果たして得策?でしょうか。
借入金を資産と相殺できるため、
相続財産の圧縮に繋がるメリットは有るものの、
多くのデメリットも存在します。
1回の相続税納付と毎年の
固定資産税、所得税、借入利息の
支払い総額を比べる必要がありますね。
例えば
1億4,000万円の30年ロ-ンを借入れ金利3%で推移した場合、
借入利息の支払い総額が何と!7,000万円と、驚きですね~。
このように借入利息の支払い総額が、
相続税を上回るケ-スが散見されます。
また、少子高齢化により人口が減少する中、
空室率の不安が存在します。
さらに、入居保証を長期にしているメ-カ-が倒産するという、
メ-カ-自体の倒産リスクがあります。
「現金・預金・債券・株式」などの「資産」を
不動産に変更することを「不動産投資」、
借入金で不動産を購入することを「負債運用」と言います。
上記は決して、「資産運用」ではありません。
このように現在の家計の状況、
将来のロ-ンを引き継ぐご子息様の生活、
親御さんも、ご子息様も、ひいてはお孫さんまで、
家計のバランスと時間管理が
必要になってくるのではないでしょうか?
【小泉FPオフィス 小泉栄子 Eiko Koizumi】
http://www.moneybalance-clinic.com/stuff.html
1)相続納税対策
2)相続税軽減対策
3)争族回避対策
このうち 2)の相続税軽減対策の一つに、
コ-ポやマンション建設による相続税対策がありますが、
果たして得策?でしょうか。
借入金を資産と相殺できるため、
相続財産の圧縮に繋がるメリットは有るものの、
多くのデメリットも存在します。
1回の相続税納付と毎年の
固定資産税、所得税、借入利息の
支払い総額を比べる必要がありますね。
例えば
1億4,000万円の30年ロ-ンを借入れ金利3%で推移した場合、
借入利息の支払い総額が何と!7,000万円と、驚きですね~。
このように借入利息の支払い総額が、
相続税を上回るケ-スが散見されます。
また、少子高齢化により人口が減少する中、
空室率の不安が存在します。
さらに、入居保証を長期にしているメ-カ-が倒産するという、
メ-カ-自体の倒産リスクがあります。
「現金・預金・債券・株式」などの「資産」を
不動産に変更することを「不動産投資」、
借入金で不動産を購入することを「負債運用」と言います。
上記は決して、「資産運用」ではありません。
このように現在の家計の状況、
将来のロ-ンを引き継ぐご子息様の生活、
親御さんも、ご子息様も、ひいてはお孫さんまで、
家計のバランスと時間管理が
必要になってくるのではないでしょうか?
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