世界的不況のため、会社倒産、リストラ、賃金カット等で
住宅ロ-ンの支払いが困難になる方が増加しています。

マネバラの会員さんは
①現状と将来のバランスを確認
②保険・ロ-ン・貯蓄・運用のバランス確認
③金融商品の選択
を行い、家計のゆとりを生みだしています。

住宅ロ-ンに関しても、住宅ロ-ンの返済期間の延長、金利の見直し
金利上昇に備えて、変動金利を固定金利に変更等の対策をしてあります。

しかし一般の方の家計はどうなのでしょう?
破たん寸前の家計も散見されますし、
住宅を手放しても借金だけは残ります。

最近はアパ-トの売り物件も多くなりました。

一例として、賃貸アパ-トの経営者が十数年前に3億近いロ-ンを
住宅支援機構から借入ました。

しかし人口減少、不況により入居率が悪化、建物は老朽化して
不動産会社と更新するには家賃を下げる必要があり、
家賃収入だけではロ-ン返済を賄いきれなくなっています。

資産より債務の方が多いので、民間の金融機関での借り替えも難しい。
このままでは家計破綻ということに・・

施主さんをこのような状況に追い込んだのは誰なのでしょう?
また私腹を肥やしているのは一体誰なのでしょう?

何よりも「生きる目標」を見失っています。

けれども問題を整理整頓して解決方向を模索していけば
必ずや「生きる道」は存在します。

このような方には「生きる目標」をもっていただき、
「勇気」を付けて差し上げることも私の範疇です。

尚欧米の住宅ロ-ンは家を手放せばロ-ンは終わりますが、
日本の住宅ロ-ンは家を手放しても(売買価格にもよる)ほとんど負債が残り、
消費者にとっては不利な仕組みになっているのが現状です。

元金支払の据え置きや、支払い期間の延長、利息の検討なども含めて
その他政府の救済措置も望まれるところです・・・ね!


【小泉FPオフィス 小泉栄子 Eiko Koizumi】
http://www.moneybalance-clinic.com/stuff.html