景気対策として、独自の消費促進策を計画している地方自治体が相次いでいます。
例えば島根県では、地元ブランド「石州瓦」を使った住宅の新築・購入に助成金を、
福岡県では商店街などのプレミアム商品券事業に助成金を出すと言います。

「助成金」という目先の手段で、一時的には消費が増えるかもしれません。
しかしこのような一時的な効果のために、
大切な私たちの税金をたくさん使うというのはいかがなものでしょう?
こうすることで、果たして本当の意味での景気回復につながるのでしょうか?

景気対策も病気の治療と通じるものがあります。
上記のようなその場しのぎの対策では
「症状緩和」は出来ても「根本治療」にはならないはずです。

助成金がもらえるからモノを買うのではなく、
景気がどうなろうと自分が必要なモノを
必要な時に買うことのできる消費者を増やすことが
大切なのではないでしょうか?

そのためにはどうすればいいのか…?
それは、人マネではない自分の「幸せ」とは何かを考え、
幸せを手に入れるための「人生計画」を持っている消費者が増えることです。

4月から各地で開催されるマネーバランススクールでは、
人生計画を立てバランスよくお金を使っていくために、
必要な知識を学ぶことが出来ます。
自治体の皆さまも、長期的に効果のあるこのような「学び」の分野に、
もっと支援の目を向けて下さることを願っています。


【Concierge(コンシェルジュ) 横溝麻琴 Makoto Yokomizo】
http://www.moneybalance-clinic.com/stuff.html