分散投資はどうすればいいのか?前回の続きです。
結論を先に言うと、原則的には「マーケット全体に分散投資する」ことが好ましいと言えます。
たとえば、日本株式のみを投資対象と考えた場合、TOPIXなどの株価指数に連動する投資信託やETFがこれに該当します。一例として野村が運用する「TOPIX 連動型上場投資信託」の株式組入上位銘柄を見てみると、「三菱UFJ」や「トヨタ自動車」といった規模の大きな企業に多額の資金を振り分け、逆に、規模の小さな企業には小額の資金を投資しています。これが「マーケット全体に分散投資する」投資方法です。
(続く)