ここ数週間、世界の金融市場が大きく変動しています。たとえば、今日のNIKKEI NETを見てみると、「日経平均、反発で始まる」や「東京円、117円台前半に大幅反落して始まる・米株高受け」といったニュースが入ってきています。
株価や外国為替レートの変動のことを「ボラティリティー」と言いますが、ボラティリティーは一度上昇すると、しばらくの間、高い値を示し続ける傾向があります。ここ数週間のボラティリティーの高さも、この傾向を反映したものと言えるでしょう。
しかし、なぜ今回ボラティリティーが上昇したのでしょうか?
たとえば、マネックス証券の松本氏は「複雑系」というコンセプトで最近の金融市場の動きを説明しようと試みています。詳細については記事を読んでいただきたいのですが、要約すると、松本氏は「小さな偶発的な要因が引き金となって、大きな変化が引き起こされた」と考えているようです。参考になさってください。