本日のNIKKEI NETに「確定拠出年金、従業員の拠出解禁・諮問会議」というニュースが出ています。
現在の確定拠出年金(401k)では、会社が掛金を拠出しています。サラリーマンが上乗せで掛金を拠出することはできません。たとえば、会社が毎月2万円拠出している場合、自分の口座に2万円ずつ振り込まれます。しかし、「もう1万円自分で追加したい」と思っても、自分で上乗せすることはできません。
ニュースにある「マッチング拠出」というのは、この「上乗せ」のこと。経済財政諮問会議は、現在禁止されているマッチング拠出を認める方向で検討しているようです。
資産形成をする際に重要なのは、税と手数料を減らすこと。確定拠出年金は、一般の課税口座に比べて、税・手数料が優遇されています。マッチング拠出が解禁され追加拠出できるようになれば、サラリーマンの資産形成の大きな味方になります。
マッチング拠出の解禁が早期に実現することを期待します。