「トンチン年金」というのをご存知でしょうか。17世紀、イタリアの医師トンティが考え出した年金制度です。たとえば、1人10万円ずつ出し合って、80歳まで生き残った人でそのお金を分配する、といった仕組みです。
高齢化社会を迎えて、私たちは「長生きリスク」に直面しています。老後のために貯蓄はしていますが、予想以上に長生きしてしまった場合、貯蓄を全て取り崩してしまうかもしれない。これが「長生きリスク」です。
これに対応できるのがトンチン年金です。今日の日経新聞で中前氏が、トンチン年金を商品として販売するよう金融機関に呼びかけています。読んでみてください。
しかし、金融機関が商品として販売しなくても、たとえば、友人を数人あつめてトンチン年金を作ることも可能では?実行可能かどうか調査して発表したいと思っています。