新EVERは、アフラックが最も力をいれて販売している商品です。
宣伝が半端でないこと、先進医療・放射線治療も標準でセットされています。

アフラック自体は、ここで一気にEVER同様独走態勢を取ることを目論んでいるようです。

ここで感じることは、医療保険とガン保険がまたまた融合していきつつあることを感じます。
今回発売された新しいEVERは、ガン保険の領域とかなりかぶる部分が出ています。

 特に総合先進医療特約を付加すると、ガン保険フォルテの独壇場だった特定先進医療もカバーするわけです。

しかし、EVERは万能でしょうか?

もう一度、約款を見ながら振り返ってみたいと思います。

新EVERに限りませんが、アフラックの商品構成の特徴として、奇をてらわず万人向けの商品を発売しているという印象を受けます。

今回の新EVERでは、今まで一番給付の可能性が高かった入院日額20倍が姿を消し、日帰り入院5倍が新設されたことが目立ちます。

今までであれば、日帰りでも20倍に該当する手術であれば受取れたであろう手術保険金が5倍ですから、75%減になるのですが、逆に健康保険連動になったことで医療点数に「手術」と記載されれば、支払いの対象になったことで受取れる確率は増えたともいえます。

あと、使えない特約の代表格であった・・・・ 通院治療特約が、EVERの中に組み込まれた、スタンダードプランと通院特約を外したベースプランが誕生しました。

個人的には、ベースプランで十分だと思っています。

また、以前のEVERでは通院と長期入院特約が分離され、「長期入院特約」が個別の特約になったことからよりお客様に勧めやすくなったと思っています。

「まねきねこだっく」のイメージ戦略とともにかなり浸透しているアフラックのEVER

従前のEVERに加入している人の場合、従前のEVERに高度先進医療特約をふかするだけでもかなりパワーアップすると思います。

特に、50代以上の男性の場合は、新たに医療保険に加入するよりも確実に充実した保障をえることができます。