生命保険の特約で、よく3大疾病、最近では7大疾病をカバーしており、脳梗塞等に罹患したら入院保険金をお支払いしますといわれていますが実際にどれくらいの方がもらえるのでしょうか?

営業担当者は、3大疾病特約もしくは、3大疾病に対応した保険に加入されますと、保険金が支払われますと謳っています。

どんな場合にもらえるのでしょうか?

1.がん
2.脳梗塞
3.心筋梗塞
-------------以上、3大疾病----------
4.腎不全
5.肝硬変
6.糖尿病
7.高血圧性疾患
-------------以上、7大疾病----------

個々に、どのような場合に支払われるのでしょうか。

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1.がん
  責任開始日以降90日を経過、かつ「がん」と診断確定された場合に支払われます。
  保険会社によっては、「上皮内がん」などは支払われない場合があります。

2.脳梗塞
  最初に診療を受けた日からその日を含めて60日以上、言語障害、麻痺等の後遺症が継続したときに支払われます。

3.急性心筋梗塞
  最初に診療を受けた日からその日を含めて60日以上、労働の制限を必要とする状態(軽い家事等や事務等の座業はできるが、それ以上の活動では制限を必要)が継続したと医師によって診断されたとき

実際はどうでしょうか?
もらえる可能性が高いのはがんの場合が一番可能性が高いといえますがそれ以外はあまり効果はなさそうです。

また、上記症状であっても、病名によっては支払い対象にならない場合もありますので注意が必要です。

それでは、さらにその保障内容を広めた下記の場合はどのような場合に支払われるのでしょうか
-------------以上、3大疾病----------
以下は、朝日生命、保険王の例を参考にしますと

4.腎不全

慢性腎不全により永続的な人工透析療法を開始したとき、または慢性腎不全の治療を直接の目的として腎移植手術を受けたとき。
となっています。

5.肝硬変
肝硬変による食道静脈瘤が破裂したとき、または肝硬変による食道静脈瘤の治療を直接の目的として所定の手術を受けたとき。肝硬変の治療を直接の目的として肝移植手術を受けたとき。

6.糖尿病
糖尿病による糖尿病性網膜症の治療を直接の目的として所定の手術を初めて受けたとき(糖尿病性網膜症により、所定の測定方法に基づく、両眼のきょう正視力の和が初めて0.08以下となり、回復の見込みがないと医師によって診断されたときを含みます)、または糖尿病による糖尿病性壊疽の治療を直接の目的として1手指以上または1足指以上について所定の切断術を受けたとき。

7.高血圧性疾患
高血圧性疾患による(解離性)大動脈瘤が破裂したとき、または高血圧性疾患による(解離性)大動脈瘤の治療を直接の目的として所定の手術を受けたとき。

となっており、そのハードルはかなり高いように思うのは私だけでしょうか?
-------------以上、7大疾病----------