昨年1年間の住宅着工件数は、おおよそ11%増の98万戸となったようです・・・

4年連続の増加で、08年(約109万戸)以来5年ぶりの高い水準となったようです。

この2ケタの伸び率は、消費税が3%から5%に引き上げられる前の1996年以来のことです。

この要因は、アベノミクスによる景況感が上向であったことや、依然として住宅ローンの金利が低いこと、さらには消費増税前の駆け込み需要の後押しにもよるのでしょう・・・

今年は・・・どうでしょうか・・・

過去の消費増税の時は、需要を先取りしてしまい、消費増税後は落ち込んでいくケースがほとんどでした・・・

今年に入って、住宅ローンのご相談にこられたお客様がいました・・・

土地の契約が終わって、ハウスメーカーと建物の打合せを始めたばかりとのことでした・・・

住宅ローンの選び方のアドバイスと生命保険の見直しの相談の依頼をうけました。

建物の方は、住宅展示場に見学に行き、いくつかのお気に入りのメーカーにプランの作成依頼をしたようです・・・

今年に入って、モデルハウスの来場者は、激減したようなことを話されていたようで・・・

今のところ・・・値引きは最大限、努力させていただきます・・・というようなことを話されたようです。

消費増税後の・・・まさに嵐の後の静けさ・・・といったところでしょうか・・・

これで、消費増税分の負担分は、メーカー値引きで解消されそうな感じです。

いまは、住宅ローンの金利も低水準ですので、まだまだ、住宅取得のベストなタイミングと言えるかもしれません・・・

この先、消費税10%の増税が控えています・・・

軽減税率の導入などをめぐっての論争や景気動向をみてからの決定かとは思いますが・・・

再び、消費増税の旗印のもと・・・今のうちにの駆け込み需要が起きるかもしれません・・・

案外・・・住宅を買うのなら・・・今がチャンスなのかもしれません・・・

もっとも、東京湾岸部周辺の分譲マンション等は、東京オリンピックの影響もあって、あまり、影響は少ないかもしれませんが・・・

戸建の住宅建築とか戸建て分譲住宅は・・・いまは強気の値引き交渉が可能かもしれません・・・

ソチ五輪に熱中しながらも・・・したたかに住宅取得を推進されてみたらいかがでしょうか・・・

一つの懸念は、アメリカの金融緩和政策でしょうか・・・

アメリカの政策次第で、為替や株価に大きな影響がでるやもしれません・・・

住宅取得には、綿密な資金計画が重要です・・・

将来の収入予想と支出の予想・・・そして不動産としての将来の住宅の価値もみておくべきでしょう・・・

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