昨年の 10月29日に、「かんぽ生命はどこへ行く」と言うタイトルで書かせてもらった際に民主党に対する不安、(民営化が逆行するのではないかと入ったことを書いていたのだが、今更ながら、全くそのとおりになってしまうことに不安を大きくしている今日この頃です。

きけば、かんぽ生命は「がん保険」の開発すると言うことでありそうなると、郵便局会社で扱う「アフラックのがん保険」+「かんぽ生命のがん保険」と言う二つの商品を販売する事になるのであろうが、ここに来て郵貯限度額の引上とかんぽ生命の加入限度額の引き上げが持ち出されてきた。

しかし、ここで賢明な国民は騙されてはいけない。

今回の限度額引上は、全ては国債引受けをアップさせるための方策でしかないからだ。

郵貯の限度額を引き上げる→郵便局を経由してゆうちょ銀行の残高が増える→自主運用(殆どが国債購入)できる原資が増える。→政府保証の国債の大量購入

かんぽ生命も基本的には同じだが、かんぽ生命の場合限度額引上をした場合、告知のみで1000万円以上の引受は当然リスクを伴なうであろうから、審査と言うことになるとおもうのだがその辺はどうするのだろうか?

もし、無審査と言うことであれば現在でも職業による加入制限を設けていないわけだからさらなるリスクを背負う気がするのだが・・・・

自民党VS民主党のような低次元の報復試合の様相を呈してきた郵政後退化計、少なくとも国民はもっと監視しなくてはいけないだろう。