2012年 12月の記事一覧

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12年12月30日 07時41分17秒
Posted by: fpft
先日、宮崎に行ったときのことです。あるお宅に訪問し奥様と話していました。
その家は市内からすこし離れている静かな田園風景が広がるところで
いわゆる田舎という表現がぴったりのロケーションです。

田舎特有の広い庭に和風の家、その屋根には重そうな瓦とその上には
太陽光発電のパネルがのっていた。
話は太陽光発電システムに移っていった。

もともとクレジット会社で屋根を見て仕事をしていたくらい多くの担当を
もっていたので事情には少し明るい。そこで聞いてみた。
『太陽光発電の調子はどうですか?』

奥様はニッコリ笑って『もっと早くにつけておけばよかった』
『以前は電気のほかにガス代、灯油代で3万円以上つかって
いたけど節約になりましたし、売電も2万円くらいあります。』

断っておきますが太陽光システムの販売をここでしたいのでは
ありません。この次に出てきた話がとてもいいお話でした。
家計にとってもとても重要なことでした。

『太陽光発電をつけてからつけっぱなしの電気をよく消すようになりました
以前はテレビをつけっぱなしにしたり、電気もそうだったんだけど
こまめに消すようになりました。これも太陽光効果ですね』

実はこれってファイナンシャルプランナーでも同じことがあります。
家計簿をつけるということの1番の効果はこの太陽光効果と同じで
節約の意識が高まることによる効果といえます。

それはライフプラン作成の上でのコンサルタントでもそうです。
プランを作るときに1番考慮することはなにかと言えば、お客様の
性格というか『こころ』の部分なのです。

どんなにいいライフプランを作成してもお客様の性格にあっていなければ
絵に描いたもちになることをこの1年に学びました。つまりお客様の性格という『心』、
プランという『技』、実行という『体』がそろって初めて有効なライフプランになることがわかります。

結局、人は感情で動く生き物です。FPの技術に加え、お客様のこの感情を理解すること、
そして感情や性格を理解して望ましい方向に向けることなしにお客様の満足のいく
FP活動はできません。

来年も学んだことを生かして、お客様の笑顔を引き出せるように
前に進んでいきます。よろしくお願いします。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月29日 07時51分46秒
Posted by: fpft
おはようございます。今年も残り少なくなりました。
年賀状を書きながら1人1人の相談を思い出していました。
なんと言っても今年の変化はネットからの申し込みが多かったことです。

従来からのお客様からの紹介もネットからのお客様も
特に変わらないのですが、ネットからのお客様はいろんなFPの方のブログや
雑誌を見て比較していただいた上でわたしを選んでいただきました。

そのおかげでレベルの高いお話ができることは間違いないです。
電話だけでお話ししたひとも含めて、わたしを選んでいただいた
ことに関してとても感謝した1年でした。

さてがん保険見直しの最終回です。
今までの2回で書いたようにわたしががん保険を選ぶポイントは3つです。
診断給付金200万円以上、複数回給付そして本日の話、命のことです

命が助かる確率を上げるために『セカンドオピニオンサービス』を考えています。
話はすこし違いますが、現在義父の体調がよくなく、介護の関係で
いくつかの病院にいって診察を受けていました。

そこで思うことは病院を選ぶことは本当に大切だということです。
もっと言えば優秀な医師に出会うことは命を守る確率を格段に
あげることだと実感しています。

しかし、優秀な医者がだれかもわからないし、なんのつてもない
私たちにその多忙な優秀医に病気を見てもらうことは可能でしょうか。
わたしは難しいと感じています。でも助かりたいときっと思うでしょう。
では命を守る確率を上げるためにどうやって優秀医に見てもらうようにするのか

そこでご紹介するのががん保険についている『セカンドオピニオンサービス』です。
参考⇒T-PEC ドクターオブドクターネットワーク

どうしても命は守りたい、しかしそれでもどうにもならないこともあるでしょう。
命が助かるために、確率をあげるために、自分が出来るベストを尽くしたい。
わたしがこの状況になったら是非利用したいと考えるサービスの1つです。

実際の保険見直し相談のときは使い方までじっくりお話しています。
助かった方も2人知っています。そのときの実例の話もしています。
しかし、必ず命が助かるわけではありません。あくまでも確率論です。

保険のサービスとしては有効と思えるものです。
しかもこのサービスにたいして保険料が上がるわけではありません。
一考の余地があるものとおもいでご紹介しています

3回にわたってがん保険の見直しに関して書いてきました。
わたしの保険の考え方は生きることが大前提です。
しかし長い間生きていると病気にもなります。

その病気がガンだったときでも治療代は高額療養費や附加給付、
そして医療保険でカバーできるかもしれません。
しかし『住宅ローン』や『教育費』の負担はなくなりません。

がんになったとしても家族が生活するにはお金が必要になります。

ほかにも保険料のことも大事です。がん保険に5千円以上は生活に支障がでることも
あります。そしてガンになったら保険料の支払いがなくなることも考えて選んでいます。

この不透明な日本の経済において保険料に多額のお金をかけることは
どうしても避けなければなりません。それにはピンポイントにほしい保障が
ある保険を選ぶ必要があります。

この3回の話が1部の方だけでも参考になれば幸いです。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

12年12月25日 22時50分01秒
Posted by: fpft
本日は宮崎出張によりホテルから
書いています。
娘のサンタのプレゼントに対する反応が気になります。

今日も昨日の続きでお客様からお電話いただいた
がん保険の見直しについて書いていきます。
私が考えるのはどうやって家計を守るのかです。

父親が白血病で4ヶ月の入院をしているときに
1番大変だったのは住宅ローンの支払いです。
まだ入院していたのでいいほうです。

入院していれば高額療養費に加えて、医療保険がありますので
月に100万円以上の病院代だったですが問題ありません。
しかし住宅ローンは待ってはくれません。

入院中に傷病手当金があるといっても100%の給料で
一生懸命生活しているのです。
それが約6割になったら住宅ローンは重荷です。

わたしががん保険に求めるものはなにか
それは『住宅ローン』『教育費』の補填です。
この2つが払えれば家計はなんとかなります。

結論を言えばがん保険に求めるものは
『診断給付金』です。

ガンと診断されて200万円~300万円ぐらいほしいです。
診断給付金は『住宅ローン』にも『教育費』にも使えます。
もちろん入院や通院の治療費にも使えます。

もう1つ。複数回出ること
やはりガンは再発の心配があります。
複数回でないとやはり家計に不安が残ります。

もちろんがんに対して保険ありきではありません。
1番いいのはもちろん現金です。
がん保険はがんにならないと使えませんが
現金は『オールマイティ』です。

そしてもう1つがん保険を選ぶ条件があります。
私がガンになったときの心配『お金』については以上ですが
もう1つの心配が命についてです。

次回はセカンドオピニオンサービスについて書いていきます。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

12年12月24日 10時18分55秒
Posted by: fpft
今年ものこり1週間あまりです。
お客様とも来年に向けての打ち合わせをしています。
保険の見直しや貯蓄プランなどまだまだやることが多そうです。

毎日様々な質問をお客様から電話でいただきますが
本日ご紹介するのは『がん保険の見直し』に関してです。
3回にわたって書いていこうと思います。

第1回目はがん保険の考え方です

わたしが,もしガンになってしまったら考えることは
きっとこの2つだと思います。
1つは命の問題 もう1つ目はお金の問題です。

父親が白血病でこの世を去ったときは4ヶ月入院できました。
しかし、現在ではこんなに長く入院できないばかりか
抗がん剤の進化により通院が長く、入院が短くなっています。

入院日数.JPG

そうなると以前の主流であった一時金100万円(上皮ないガン10万円)
入院1日あたり1万円では足りないことが考えられます。
かといって保険料が月に5000円も掛かるようながん保険もどうかと思います。

では初心にもどってみましょう。
がんに掛かったとき必要なことはなんでしょうか
言い方をかえればいくらあったら家計に影響がでないのでしょうか。

父親が白血病に掛かったときに1番困ったのは
『住宅ローンの支払い』です。そして生活費。
お子様が学生の家庭では『教育費』も大変でしょう。

皆様がしっているがん保険の知識はきっと保険会社に
都合がよく、販売担当者のセールストークです。
それと違って家計から見たがん保険について考えて見ます。

がんに掛かってても住宅ローン、生活費、教育費の
心配をしないためにはどうしたらいいか

次回は具体的に考えていきます。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
HPはこちらです⇒FP永野 修

12年12月23日 22時38分10秒
Posted by: fpft
保険料比較が盛んです。
CMを見ていても安いを売りにして
いる保険会社もあります。

では本当に安いのか値段(保険料)でない
ところで考えてみたい。
つまり足りるのか。です。

保障が足りない保険はなんの意味ももちません。
なぜなら生命保険は遺族の方の大事な所得です。
これで志半ばでなくなったご主人の収入の代わりとならないと
いけないと思っています。

30歳 1000万円 保険期間10年で保険料がでています。
まず最初に考えるのが10年定期保険というところです。
日本の大手の生命保険で問題を指摘されてませんでしたっけ?

10年ごとに保険料がアップしていくことにより教育費がかかる
ときや50歳すぎて保険を使う確率が上がるときに
保険料が上がっていくので見直し対象と雑誌でみるのですが・・・

つぎに1000万円で足りるのでしょうか
35歳のときに旦那様にもしものことがあったとしましょう。
お子様が大学に行き卒業するまで15年あったどうでしょうか。

1000万円÷15年÷12ヶ月=月5.6万円

つまり月に換算すると約6万円の足しにしかなりません。
反対にいうとそれ以上使うと足りなくなる可能性があるわけです。
そんな現実的でない保険金で安いといってなんの意味があるのか

それなら収入保障保険のほうが安いのでは?
そうFPなら単純に考えるのでは?

お客様のキャッシュフロー表を作成する人なら
すぐにぴんと来るような気がするのですが
それは保険の考え方が違うせいなのでしょう。

お客様の家計は月にいくらで考えています。
保険もそれにあわせてお話しするほうが自然だと
思いますがいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月23日 09時03分03秒
Posted by: fpft
おはようございます。
クリスマスウイークに入りサンタさんは出費が多くなっています。。。
そして娘の誕生日も24日クリスマスイブ!!サプライズ演出です。

毎年のことですがお客様にクリスマスカードを書きながら
今年を思い出していました。紹介していただいた方はもちろんのこと
今年多かったネットからの申し込みの方にも感謝、感謝です。

その中、年末に入りご相談を受けました。
公務員の方からですが、息子さんを私立高校に進学させるための
ライフプラン作成と実行支援です。

進学を公立高校か私立高校かで悩んだようですが、
将来を考えて私立高校に決めたようです。
しかし不安なのはお金の心配。

公務員の最大の武器は安定した収入です。
そして福利厚生です。そこで目立つのは
生命保険の入りすぎです。

出入りの外資系保険会社の証券を見ると
公務員の強みがまったく活かされていない保険だったので
公務員の短期共済を最大限に使って見直し。

月に2万円以上の埋蔵金を発掘しました。
あとは住宅ローンの見直しを来年行なっていき
マンツーマンでチェックしていけば大丈夫でしょう。

公務員にとってFPがつくとこれだけ違うということが
わかっていただけたようです。
来年から一緒にがんばっていきましょう。

ファイナンシャルプランナー 
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月22日 16時00分32秒
Posted by: fpft
わたしの職業はファイナンシャルプランナーですが
住宅ローンや生命保険の見直しとは別にもう1つ大事にしている
仕事があります。それはお客様にプロ中のプロを紹介することです。

お客様はいろんなことに悩みをもっています。
家のリフォーム、雨漏り、パソコン修理、太陽光発電設置、
アパート探し、従業員の労働問題など本当に様々です。

ですが誰に相談したらいいかわからなかったり
セールスに『騙されたくない』『ボラれたくない』ということで
どうしたらいいんだろうと放置していることがあったりします。

そんなお客様に信用できるプロ中のプロを紹介してあげて
安心して問題が解決できるようにしています。
これがかなり喜ばれています。

では、なぜ大事にしているかというと、クレジット会社に
勤務しているときに買ったり、リフォームしたのですが
泣いて後悔しているお客様をたくさん見てきたからです。

生命保険もそうですがセールスは口達者な方が多いです。
『いい人でよかった』そう思ったのもつかの間。
喜んでいたのですが、ひどい工事、高い代金。

なぜわたしにそれができるのかというとクレジット会社の
営業時代はあらゆる会社、営業の人と話してきました。
そうするとだんだんわかってきます。

こういう会社、こういう人と付き合うと失敗することが!!

1番的確なのが電話をかけるとわかります。
でない、折り返しが掛かってこない、または遅い。
全員がそうではありませんが、これが基本です。

そう考えると私がお客様に提供しているサービスは
すべて解決ということが言えそうです。

保険や住宅ローン見直しから始まる
プロ中のプロ紹介サービス。クレジット会社に
勤務していたわたしならではのサービスと言えます。

保険と住宅ローンの見直しFP
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月17日 08時08分19秒
Posted by: fpft
雑誌やブログというのはある意味罪づくりなものかもしれません。
なにを言いたいかといえば鵜呑みにして失敗している人を
多く見るからです。

住宅ローンでもお子様の教育費がこの先10年間かかるのに
変動金利でマイホームを購入したり、家計が厳しいのに固定金利で
契約したりしています。

大事なことは雑誌にでてくる平均の話ではなく、自分の家計に
合わせて金融商品を使うことが大事です。
だからある人には正しいがある人には間違っているとなったりします。

お金の問題はその人固有の問題の場合が多かったりします。
同じ年収、家族、価値観の人はいません。
そういう意味では金融商品選びはKYであるべきです。

その中で読み手が勘違いしていると思うことがあります。
貯蓄と投資に関してはその傾向が強いと感じています。
それは貯蓄でもなければ投資でもないと思うことがあるからです。

例えば月々の積立を貯蓄と思っていたり、投資信託を購入している人が
投資をしていると思っている人がいます
どっちも大きな勘違いです。

月の積立を3万円づつしているといっている奥様がいたとします。
実際にヒアリングしてみたときに貯蓄が50万円しかない場合があります
4年も積立をしているものは貯蓄ではなかったということです。

貯蓄とはなにか。
それは今もっているお金と収入から使ったお金を引いて余ったお金を
足したお金のことです。式で書けば、現在残高+(収入ー支出)+投資です。

それならまず支出のコントロールを先にしないといけません。
どこに問題があるかといえば当然『支出』か『投資』です。
そこを解決しないとそのお金は永遠に貯蓄にはなりません。

投資も同じです。ある奥様はFPの人に分配金のでる投資信託を
買わされたり、手数料がやたら高い株式投資信託を買わされていたり
します。投資は資産を作らなければ投資ではありません。

投資はお金が働いて初めて投資といえます。
損しているものを投資とは言いません。

投資信託よりETFのほうが優れている点が
多いのに教えてもらっていないのはなぜでしょうか
そう考えればわかりやすいのではないでしょうか。

収入をどう配分するのかが家計であれば、入ってきたお金を
なにに変えるのか?資産に変えるのが投資ですが、
手数料に多く変えるのはどう見たって投資にならない可能性を高めます。

こういった勘違いを家計にあわせてアジャストしていき
価値観を確認しながら目標を設定して、達成に必要な適切な
金融商品を処方して家計の病を治すのがわたしの仕事です。

お金を殖やすFPコンサルティング
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月15日 07時43分55秒
Posted by: fpft
お客様の資料を作っていたら
気がついたら電気もテレビもついたまま
寝ていました。

なにを考えていたのか
それは収入に合わせた生活か
それともやりたいことに合わせた収入かです。

FPとしては収入にあわせてバランスをとった
マネー管理を言うほうがかんたんです。
きっとFPならだれでもできるでしょう。

そのプランならかんたんに出来ました。
年収が高いお客様なので、支出をコントロール
しさえすればいいのです。

そしてお客様と2人三脚で実行支援していく。
これが通常かもしれません。
しかし本当にそれでいいのか?

では年収が低い場合、夢を実現するには
どうしたらいいのか。

(収入ー支出)+運用

この式で言えば
1、収入を上げる(働く)
2、支出を下げる(家計管理)
3、運用(お金を働かせる)

ここで問題になるのが3番です。
3番をしようとすると法的問題にぶち当たる。
投資の話は具体的にはできないのです。

それではどうすればいいのか。
やはりだれでも作れる収入に合った身の丈の暮らしで
プランをつくるのか。

投資を教えたらどうだろうか!!

気がついたら朝でした。
今日はその続きを考えて見ます。
それでもお客様が答えを持っているには違いないですね。

家計の埋蔵金発掘プランナー
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月12日 07時49分50秒
Posted by: fpft
『わたしの保険を見てほしいのですが・・・』
あるご自宅で雑談しているときにそのうちの1人の
奥様から声を掛けられました。

この仕事をしていると日常茶飯事でこう言われます。
もちろん私自身も勉強になりますので気軽に応じています。
今回の奥様の旦那様はどうやら小学校の教員のようです。

『なにか気になるところがあるのですか』
後日、伺った自宅で出された保険証券を見ながら聞いてみました。
39歳の旦那様の死亡保障は5000万円でした。

『この保険、本当に大丈夫でしょうか?』
奥様は生命保険についてよくわかっていないのですが
なにかおかしいと感じているようです。

『生命保険料ってみんなこんなに払っているのでしょうか』
そういわれて計算してみると月に約38,000円。
積立部分もありますが少し高いかもしれません。

『保障が5000万円って言われてもそれが多いのか少ないのかわかんないわ』
そう言いながら熱いお茶とお菓子を持ってきてくれました。
猫舌なので熱いお茶は苦手です(笑)

ところでなぜ月に38000円も払っている生命保険の保障5000万円が
多いか少ないがわからないのでしょうか。
いつもわたしが考えていることがあります。

結論はこれです。
家計で使う単位と違うからです。
家計で使う単位は『月』にいくらです。

この生命保険の単位は『一生涯』です。
家計でそんな単位使っている人はいません。
だから5000万円なんていわれてもわからないのではないかと。

ではどうやったら日ごろの家計をやりくりしている
奥様はぴんとくるのでしょうか。
それは。。。。

『旦那様にもしものことがあったら月にいくら収入があったら足りますか』
ではないでしょうか。

例えば50万円といわれれば、
『遺族年金で15万円、住宅ローンの団体信用保険で月10万円の
ローンが消えます。奥様がパートで働いて5万円、合計で30万円です。』

『生命保険であと月に20万円あれば合計で50万円換算になります。
これで今と同じ年収600万円の今の生活と同じ暮らしができますね。』
こういえば家計を預かる奥様はわかるのではないでしょうか。

わたしの考え方は保険を売るセールスではありません。
奥様がもしものときに生活を守るための
家計から考えたファイナンシャルプランの中の1つです。

『保険の意味がわかりました。』
奥様は後日、再度お電話いただきました。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月09日 07時53分31秒
Posted by: fpft
おはようございます。
本日雨模様の熊本です。

熊本が、九州があったかいと思っている方いませんか?
それは沖縄の話で結構寒いんですよ!!

最近、ネットからの相談申し込みの件でお客様と
一緒に銀行に行きます。1番多いのは住宅金融公庫の
住宅ローンの借り換えです。

借り換えメリットはなんといっても金利が4%から1%台へ
それにともない月々の支払いがグッと安くなります。
ボーナス払いが多くてお困りの方にも効果抜群です。

銀行に一緒に行くといつも思うのですが、行員とお客様の間には
天と地ほどの知識差があります。行員には当たり前のレベルでも
お客様にはなんのことやら子守唄です。

その溝を埋めて司会進行するのがいつもわたしの役目です。
銀行員が懸命に勧める変動金利にたいして、固定金利を
望むお客様の溝は深かったりします。

行員が資料を見せながら話すのに対して、わたしは横で金融電卓
をたたいて数字で見せて『今、言っているのはこういうことです』と
説明します。それでようやく理解するといった感じです。

しかし、埋まらないものもあります。
それは行員や銀行に対する印象などがその代表例でしょう。
わからない説明をされたということで生まれる不信感は
簡単にぬぐうことはできません。

お客様が終って一言
『こんなの自分たちだけではわからないよ』
『みんなこれをよく自分たちでやっているね』

人生で1番高額の買い物といわれるマイホーム
住宅ローンのように大金であり、なおかつ長期にわたる支払いを
わからないまま契約したツケが将来来ないことを切に願っています。

今週は月曜日に2件とネットから申し込みがあった住宅ローン相談です。
わかりやすく数字を使って説明してきます。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月06日 23時00分37秒
Posted by: fpft
NETからいただいた相談メールを
PCの前で何度も何度も読み返しています。
このお客様の本当の悩みはなんなのだろうか、、、と。

こんな作業をするようになったには理由があります
以前、わたしは多くの失敗をしてきました。
もっと言えばお客様のことを理解しようとしてきませんでした。

以前はお客様に言われたとおり、保険を見直したり、
ライフプランを作ったりすることを中心に考えていました。
こうすれば保険料は安くなる、老後の貯蓄ができるなどです。

保険やライフプランだけを考えれば問題ありませんでした。
しかしこのやり方には決定的な欠点がありました。
その結果なにが起こっていたかといえばドタキャンです。

なぜなんだろう?わたしはこのことをずっと考えていました。
なにかわたしの考え方に致命的なミスがあるにちがいない。
それはなんだろうかと。

以前はこんな感じでお話していました。

お客様 『保険の見直しをしたいのですが』
わたし 『どういう保険がご希望ですか?』
お客様 『保険料を安くしたいのです』
わたし 『こういうふうにしたら保険料は安くなりますよ』
お客様 『ではそれでお願いします。』

なにが悪いのでしょうか。
何度も何度も考えてみました。

ある日、同じコトをやっている人を見てわかりました!!
そうです。
やっと気がつきました。

なぜお客様が保険の見直しをしようとしたか聞いていなかったのです。

つまり根本の原因がわからないので
お客様からしたら解決にならないのです。

たしかに保険料は安くなりました。
でもそれでは物売りです。保険セールスと同じレベルです。
保険セールスなら保険屋さんのほうが知識・レベルははるかに上です。

わたしの職業はファイナンシャルプランナーです
仕事は『お金の問題を解決すること』であって保険セールスではない。
そう、わたしは保険を売るというモノ売りが仕事ではないことに気がつきました。

『どうして保険を見直そうと考えたのですか?』

ここにお客様が抱えているお金の問題を解決するヒントがあります。
いまでは理解していますが、
開業当時は理解できていませんでした。

生命保険はコンスタントに加入していただけました。
しかし本当の仕事、相談がありませんでした。
おそかったけど気がついただけよかった。

欲を出して言えばもっと早くに気がつきたかった。

いまでも私にはまだまだ学ぶことがたくさんあります。
まずはお客様からいただいたメールを何度も読んで
お客様になったつもりで考えています。

そこに答えがあると信じて。
同じ過ちを犯さないように

家計の埋蔵金発掘アドバイザーFP
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月04日 22時22分44秒
Posted by: fpft
いよいよ今年も残り少なくなってきました。
クリスマスに年賀状、大掃除など準備していますか。

年末が近づくにつれてネットからの申し込みが増えてきました。
保険の見直しはやはり1番多いのですが、その他に住宅ローンの借換え
やライフプランに関するものもお問い合わせをいただいております。

特に住宅ローンのボーナス払いは大変なようです。
超低金利の今であれば見直しの効果は大きいかもしれません。
1度、どのくらい効果があるか確かめてみてはいかがでしょうか。

今回はシングルマザーの保険見直しを考えて見ます。
私自身、熊本市役所の母子相談室で勤務していました。
そこで400件以上の母子家庭の家計を見てきました。

そのときの経験で考えてみると生命保険で1番中心になるのが
お子様の進学がどうなるのかです。
公立高校か私立高校かはシングルマザーにとって大きな問題です。

お母様にもしものことがあったら、お子様の教育資金は
大変なことになることは事実です。
しかし実は進学費用はなんとななります。

なんとかなるのはどういうことかは、ご相談ください、

シングルマザーの方をたくさん見てきましたが、
でももっと大事なことがあります。
それはなんといっても年金の問題です。

厳しい収入の中、教育や習い事の費用を出しています。
そこからさらに貯蓄をして老後に備えるとすれば計画的かつ
知的な貯蓄が必要になってきます。

一般的にシングルマザーの方の収入は200万円~
300万円であることが多いです。国民年金だけであれば
65歳から年間約78万円の収入になってしまいます。

ということはFPの知識をフルに活かした貯蓄計画なしに
老後資金を準備するのは大変ですし、自力でやるなら
収入を上げるしか方法はありません。

そこから考えても保険料なんかに大きなお金を
かけるわけには行かないのです。
ではもしものときに保険はどうすればいいのか

そこでポイントになるのはいつまで保険をかけるのか
ということになります。
死亡保障に大きなお金をかけるわけにはいかないからです。

もっとポイントはあるのですが長くなりましたので
またの機会にしたいと思います。
来週、相談があるのでその時感じたことでも書ければいいですね。

貯蓄計画の詳細を相談したい方は
WEBよりメールください。
http://fpft.jp/

ファイナンシャルプランナー
永野 修
12年12月03日 19時46分31秒
Posted by: fpft
『いくらで買うのか』と『月にいくらで買えるか』の違い

車を購入する時クレジット払にする方がいます。
いまのように低金利時代ではないころの話です。
実は19.75%の金利で販売していた中古車屋さんがありました。

例えば300万円を60回払で購入すると利息だけで170万円もつきます
新車1台買えそうなくらい利息を払います。
なぜこんな金利でも購入するのでしょうか。

実はお客様によっては月々の値段しか考えない方がいます。
『この金額なら払えるわ。買っちゃおうかな』こんな感じです。
だから金利なんて関係ないとこの中古車屋さん、強気でした。

しかし、やはり賢い方はそうはいきません。
即座に電卓で計算。
これ何%と必ず聴いていました。

この質問1つで金利が安くなり、その結果利息が少なくなるので
ほかの人より安くクルマが買えた。
そんなことがよくありました。

終身保険より掛け捨て保険は本当か

では今の例を生命保険にたとえてみましょう。
例えば30歳の男性が60歳までの保障として2000万円
を考えたとしましょう。

安いとネットで売り込んでいるところで試算すると
月の支払いは4866円です。
総額は4866円×12ヶ月×30年で1,751,760円です。

これが2000万円の保障の値段です。

もう1つ長割りで有名な終身保険で試算してみましょう。
支払終わりを60歳にしてみました。
月に35120円です。掛け捨てから見ると高く見えますね。

総額は35120円×12ヶ月×30年=12,643,200円
終身保険なので解約返戻金があります。
60歳時の解約返戻金は14、648、000円です。

掛け捨てでは-175万円、
終身保険では+200万円になりました。

どうでしょうか。

つまり人によって生命保険はなにがいいか変わるということです。
死亡保障に月に3万円以上支出できる年収の高い層に
安い掛け捨ての方がいいと言えますか。

ということです。

大事なことは自分にあった保険を選べるかということです。
雑誌に出ている平均論は捨てましょう。

是非、自分にあった保険を考えてください。

家計の埋蔵金発掘アドバイザー
永野 修
http://fpft.jp/
12年12月02日 08時41分42秒
Posted by: fpft
最近公務員の方の相談が多くなっています。
なにがあったのでしょうか?
わたしとしてはいいプランが提供できるので嬉しいです。

それにしても公務員といっても幅が広い。
県庁、市役所、教員などなど・・・
年収は結構あります。

共通にいえることは
『もったいない・・・』
出入りの保険セールスの方の言いなりになりすぎです。

ほんの少しだけ知識があれば全く違う家計に
生まれ変わり、貯蓄が結構できることになります。

と言うことでHPで連載をすることにしました。
第1回は公務員の生命保険見直しです。

長くなりますのでHPにて死亡保障と医療保険に
分けて書いてみました。
これで公務員の奥様に少しでも役に立てればいいのですが。

お金が殖えるFPコンサルティングin熊本
永野 修
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