がんが殖えてないか?

芸能人での川島なおみさん、蟹江敬三さんなど
ここ最近でもニュースでみることができます
先日、お客様からも電話で手術することになったと電話があったばかりです。

FPとしてお客様からよくがん保険はどんなのがいいのかと聞かれます。
がん保険に加入している人は結構いますが実態にあっていなかったり
ただ加入しているだけといったりします。

そこで1度がんとがん保険について考えてみます。
統計でみるとどういうがん保険が自分に合っているのか
それを感じ取ってほしいと思います。

まずはどのくらいの方ががんでお亡くなりになっているのか
どんながんで亡くなっているのかを男女別にして見てみましょう。
死亡する人が増えているのがわかります。



この表から見ると男性は胃がんと肺がんが多いですね。
女性は胃がんは多いですがあとはこれと言って目立つものはありません。

がんは2人に1人とよく言いますがどうなんでしょうか
年代別にグラフにしたのが下記のものです。
ここから見るとがんの本質が見えてきます。



がんという病気は実は高齢者の病気であると言えます。
69歳を超えると男女それぞれ増えていきあとは急上昇していきます。
つまり私たちが入っているがん保険は高齢になったときの備えという可能性が高いのです。

ではがんという病気ではいくらぐらいお金がかかるのでしょうか
アフラックが調査したがん経験者の意見を聞いてみたいと思います。
これをみるとがん保険にどういった保障が必要なのかわかります。



つまり備えとして100万円あれば4割ぐらいの方が足りたと感じており、
ほとんどの方が200万円あれば足りたと感じているようです。
もっとかかるかと思っていましたがどうでしょうか。

これなら医療保険だけでも十分と感じた方もいるでしょう。
それでは次に医療保険の有効性を確認してみます。
がんではどのくらいの期間、入院しているのでしょうか。



上の表は厚生労働省のHPを参考にしています。
赤印で囲ったところががんでの年齢別在院日数を表しています。
意外と短いと感じるかと思います。

胃でも肺でも乳がんでも概ね2週間程度になっています。
これで医療保険はがんに罹ったときに有効に機能するでしょうか。
200万円は難しいかもしれませんね。

1日5000円タイプであれば5000円×14日=7万円
手術で20倍だったとしても合計で17万円しかないということになります。
貯蓄を食いつぶしてしまう可能性が見て取れます。

では1度がんのかかった方がもし今、備えるとしたら
どうするかを見てみましょう。
過去の後悔もあるでしょうから備えとしてはこれが1番大事なことでしょう。



多くの方が早期発見と答えています。やはり軽いうちに発見できれば
退院も社会復帰も早く経済的にも楽になります。
がんに対する知識が多いのを見ると治療に関しても後悔があるように見て取れます。

確かにがんに罹ったら2つのことを考えると言われています。
1、命の問題
2、お金の問題

医者次第で命が変わるならできることなら名医と言われる人に
治療してもらいたいと考えるのは当たり前でしょう。
お金の問題は保険とは切り離せないのは当然でしょうね。

がん経験者が闘病中どんな心配をしていたのでしょうか
同じくアフラックのアンケートから見てみます。
がん保険のリーディングカンパニーの統計なので信憑性がありそうです。



やはり死への恐怖もあると思います。
転移していないか、再発しないかをなにより心配しているようです。
ここでも命とお金であることがわかります。

これらの統計から考えることは
1、お金は200万円が目途である。
2、命が助かる、いい医者にかかりたい
3、入院が短く1日いくらの医療保険はそれほど有効ではない

ではがん保険に求める条件はなんでしょうかといえば
1、診断給付金200万円以上
2、複数回、診断給付金がでるがん保険
3、医療保険では心もとないのでがん保険は必要

この結論から実際のがん保険を考えるとおのずから
どのがん保険がいいかが見えてきます。

がん保険も以前のように1日1万円、診断給付金100万円という
判で押したような保障の時代は終わったかもしれません。
自分の家計にあった保険を選ぶ時代です。

上記のことを考慮に入れながらあなたにピッタリのがん保険を探してください。
不明な点はお問い合わせください。
自分で選べなければご連絡ください。

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