住宅を取得するまでには、大きな道のりを歩んでいきます。

分譲マンションや分譲戸建住宅を購入しようとするかたは、先ずは物件の下見です。

気に入った地域の中から、駅までんび距離、商業施設、学校、病院、さらには20年後、30年後を考えて坂の少ない街であることなど・・・実際に現地に行って自分の目で足で感じて確認して判断するしかありません・・・

駅からバスで10分バス停から歩5分というような立地の場合、駅からあるいて30分から40分くらいの距離であれば、一度は駅から歩いて確認してみるといいでしょう。

車の中からでは分からない街の情景や小さなお店も歩いてみるといろいろと気付くことは数多くあります。

このようにして、先ずは立地の確認をしてお気に入りの物件であれば、次は建物の確認でしょうか・・・

マンションであれば、分譲主は信頼のおける会社か、設計会社は、建築会社は信頼のおける会社か、そして地味だけれどもものすごく大事なのが管理体制です。

マンションは管理を買えと言われるくらいに、管理体制が大事です・・・

管理会社はどこか、管理規約の内容は、管理人のシフトは、管理費用は、修繕計画は、修繕積立金は・・・等々・・・管理の内容は最重要チェック項目です。

そして、建物の構造・・・耐震性は、断熱は外断熱か否か、地盤の強さは、基礎補強は、等々・・・もっとも、殆どのマンションの構造は問題ないものばかりと思いますが・・・

そして、広さから間取りや内装へと進んでいきます。

各お部屋の広さは大丈夫か、日当たりはOKか、等々・・・

自分にとって使いやすい間取りかどうか、子供が小さい時は対面式キッチンを好む若い世代のかたが多いですが、10年後に子どもが高校生になったときに対面式である必要があるのや否や・・・

お勝手仕事をしながらコミュニケーションを取る時間がいつまで続くのか・・・

かえって、キッチンが多少散らかっていても気にならない独立型の方が好ましいかも知れません・・・

そして、3LDKか4LDKか・・・年に1回あるかないかの泊まり客のための和室が必要かいなや・・・

共用施設で来客用の宿泊施設のある大型マンションであれば問題ないでしょうが・・・


そして気になる内装や住宅設備です。

キッチンは・・・扉の面材は濃い茶系のオーソドックスな重厚なものを好むのか、ホワイトやシルバー系のモダンなものを好むのか・・・

その好みで内部の扉や床材の色調も決まってきます・・・

重厚感のある濃い茶系とするか、反対の明るい茶系かホワイトとするか等々でその雰囲気は大きく変わってきます。

反対に内部の扉や床材の色調でキッチン等の住宅設備の色調が決まってきます。

キッチンの設備についていえば、IHや食洗機は当たり前という感じでしょう・・・細かいところでいえば扉のレールのグレードは、レールもグレードがあります。

引き出しタイプの場合、思い切り占めても寸前で止まってゆっくり閉まっていくものがあります。

私の場合、キッチンのメーカまで確認します。

浴室はどうか、好みにあっているか、広さはOKか、シャワーは満足するものか、壁材は好みのグレードか、などなど・・・

浴槽の大きさは、TV等各種オプションの対応はどこまで可能か、等々・・・そして、やはりメーカーを確認します。

他は、トイレと洗面台です・・・

トイレはとりたてて変わり映えするものではなく、強いて言えばウオッシュレットのグレドは確認したところです・・・

洗面台は好みで決めてよろしいでしょう・・・大半はキッチンを採用したメーカーとなることが多いようです。

他、バルコニーの広さや使い勝手が気になるところです。

このようにして、確認していきながらm最後は予算と相談です・・・

本当に適正な住宅にかけられる費用は、老後の生活の準備資金までをも見据えたキャッシュフロー表を作成して検討したいところです。

まさにライフプランです。

場合によっては、専業主婦の奥様に、何年かは働いてもらう必要がでてくるかもしれません・・・

このようなことを事前に予知して、早目、早目に手を打っておきたいところです・・・

このように、長-い・・・長ーい、期間を経て・・・

自分の購入すべき物件にめぐり会えることになります。

あきらめずに、自分の希望にあった物件に巡り合えるように頑張ってください。