11月の首都圏のマンション新規発売戸数は前年同月比22.3%増の5006戸と七か月連続増加の結果となりました。

11月の販売戸数としては2006年(6859戸)以来、7年ぶりの高水準となりました。

月間の契約率は79.6%と、前年同月から7.7ポイント上昇しました。

2ヵ月連続で80%台を下回りましたが、好不調の目安となる70%を10か月連続で上回りました。

新川崎の総戸数600戸を超す大型物件や南青山の1億円を超す高級物件も好調に売れているようです。

億ションの受給が2012年に比べて県庁で、今後も都内では千代田区や港区、渋谷区などで高級物件が堅調な動きを見せそうです。

バブル崩壊後のファンドミニバブルの時も、まずは都心のマンションの売れ行きが好調になってきた記憶があります・・・

都心のマンションに購入者が殺到し、マンション用地の相場は上昇機運となっていきました・・・

そして、商業ビルや冷凍倉庫などの商業施設にファンドに組み入れるべき購入者が群がってきました・・・

18億円位と査定していた商業ビルの買い付けが20億、21億、と上がっていき・・・最終的に25.5億などといったように、上がっていきました。

そんな高値をつけても・・・当時は、購入するメリットが高かったのでしょう・・・

そして、当時、ノンリコースローンの利用が増えてきたような記憶があります・・・

バブル崩壊に伴う傷跡の膨大な借金の返済のリスケをメインバンクから断られ・・・ノンリコースローンに組み替える・・・

銀行によっては・・・50年でも100年でもその返済期間はOKという商品もあったようです・・・

もっとも・・・契約上は・・・7年間で更新となっていたようですが・・・

ということは・・・更新を拒絶されたら・・・まとめて返済しなければならばいといったような内容のようでした・・・

築30年の商業ビルを担保に・・・50年返済のノンリコースローンに組み替える・・・

50年間も支払いしつづけられるのですか・・・という感じもしましたが・・・

とにもかくにも・・・リーマンショックで・・・

ファンドバブルも吹き飛んでしまいましたが・・・

今年のマンション景気はどうでしょうか・・・

消費増税の駆け込みというよりは・・・アベノミクスによる円安や株高、さらには東京五輪開催を控えてのこれからの経済の盛り上がりの予感を感じての盛り上がりかもしれません・・・

このマンション景気と東京五輪を引き金に都心部では、ミニバブルがおこってくるでしょう・・・

今回、そのミニバブルを打ち消す事象が起こるとしたら・・・それは・・・何でしょうか・・・

前回は・・・アメリカ発でした・・・

今度は・・・ユーロでしょうか・・・アジアでしょうか・・・中東でしょうか・・・

まだまだ・・世界の経済情勢は・・・泥沼のように不安定な状態なような気がします・・・

と・・・不安なことばかり、考えても仕方ないので・・・来年のソチ五輪とサッカーワールドカップを思い切り、楽しむこととします・・・