一昨日、東京から帰途に就く電車の中で網棚に週刊モーニングが置き去りにされていました。

何気に見てみると、懐かしい島耕作がいました。

それも、会長になっていました。

ずいぶん、偉くなったものだと思いながら、年月の立つ早さを感じ入りながら読み漁っていました。

その内容は、会長職になった島耕作は、経団連等の組織で幹事として日本の経済会のために尽力していくというようなストーリ展開となっていました。

今回読んだストーリでは、会長島耕作は総理と面会し、初芝電産の国内の雇用を増やしてほしいと懇願されることから始まっていました。

政府も、法人税率を下げる努力をしているから、何とか協力をお願いするといった内容です。

電機業界は海外との競争激化のなか、国内生産を増大していくことが困難なことから、島耕作は農業分野に進出する方向で考えることとしました。

ここ数年来の異常気象もあいまって、全世界的な凶作のリスクのあることから、日本の農業の自給率を高めるべしとの考えに立ったようです。

さっそく、経団連等では農業分野のグループに属することに決めてこの回は終わりとなりました。

島耕作は、今度は、農業か・・・と思いました。

その時代、その時代の背景にそって、島耕作は活躍もし失敗もしてきています。

特に社長時代は、長引く赤字経営の矢面にたって漫画の割りにヒーロ的な活躍の見せ場は無かったような気がします。

むしろ、韓国企業との競争に苦心しているケースが多かったような記憶があります。

会長になって、今度は、農業かと今後の展開が楽しみになってきました。

大企業が、農業分野に進出していく。

日本の農業を活性化していく。

島耕作は、どんな手法で、どんな活躍をみせてくれるのでしょうか・・・

思いきった規制緩和を政府に切り込んでいくなど・・・

予想できないような展開で、今の日本の閉塞感を打破していく先べんのような活躍を期待しています。

また、今の日本の農業の問題等にも、どんどん、メスを入れてほしいなと思いまます。

こんなにも、休耕地があるのに、何ら対策を施してこなかった国の政策はお粗末としかいいようがありません。

意外と漫画で規制緩和を実現して、世論が湧きあがるかもしれません・・・

起きるか・・・島耕作現象・・・

島耕作のこれからの活躍に期待です・・・