東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合します。

明日、1月1日に経営統合後の『日本取引所グループ(JPX)』が発足するようです。

JPXの誕生で、両社がそれぞれ持つ東証一部、大証一部などの株式市場は、来年7月に東証に一本化されるようです。

また、先物など価格変動リスクの回避に有効なデリバティブ(金融派生商品)市場は、来年度中に大証側に統合されることなるようです。

今回の経営統合は、急速に追い上げを見せる中国や韓国の取引所に対抗する狙いが大きいようです。

今後の世界の金融センターの中心はアジアにあるとして、ゆくゆくは日本がその拠点となるべく取り組みの一環のようです。

この流れに乗って、世界の投資マネ―が集まってくれば、企業はお金を調達しやすくなり、設備投資の増加につながるなどの効果を期待できます。

また、こうして、市場の存在感が高まれば、海外企業も含めて上場する企業が増えてくることが期待されます。

その結果、集まる資金が一段と増えてくるという『好環境』が生まれるものと期待できそうです。

ただ、世界の証券市場では、株式は主役ではなくなりつつあり、2008年のリーマンショック後には、世界の株式の売買代金は約3割もの減少があったようです。

今後は、デリバティブの競争力や充実感が取引所の力を左右するようです・・・

デルバティブの世界トップを走っているのは韓国のようです・・・

サムスンの商品開発力といい、デリバティブ取引に注力するなど・・・

韓国の先々を予測する力は日本を凌駕しつつ、あるような感じがします・・・

家電業界は、韓国メーカーに惨敗続きです・・・

来年は・・・パナソニックとソニーの巻き返しに期待です・・・