今年のGWはライフプランを練って住宅展示場へ・・・
投稿日時:2014年04月30日水曜日 18時34分12秒
ブログ投稿者:荒木不動産コンサルティングFP事務所 カテゴリー: General
GWに突入・・・
といっても、今年はとびとびのGW・・・
後半の4連休を残すのみとなりました・・・
住宅の営業に従事していたころは、GWの人の動向に敏感でした・・・
今日の様な雨は意外に歓迎気分でした・・・
これで行楽に行く人が減る、住宅展示場に仮面ライダーショーを見に来る人は少ない・・・
住宅の建築を本気で考えている人の来場が見込めそう・・・等々、全国の天気やら展示場のイベントやらを確認しつつ・・・準備万端、接客に備えるといった具合です・・・
とにもかくにも、建築計画のある人に出会えなければ、元も子もありません。
今年はどうか・・・
今年は厳しいGWとなりそうな感じがします。
何といっても、消費税がアップして1カ月・・・駆込み需要のあとで、一先ずは一段落ついてしまっという感じでしょう・・・
新聞等でも、3月に入っての住宅着工件数の落ち込みが報じられています。
何でも1年7カ月振りとか・・・
この1年7カ月は、政権交代からのお約束の消費税の増税が住宅市場を引き上げてくれていたのでしょう・・・
消費増税後は、これまた、お約束で住宅市場は落ち込みの様相を呈しています。
ただ、面白いことに、貸家の着工件数は相続増税対策のため増加しているそうです。
これは、また、危険な感じがします・・
これから、人口が減少していくのにも関わらずに貸家が増えていく・・・
これからは築10年経った貸家は、駅から歩5分とかの競争力が無いと、空室にさい悩まされそうです・・・
くれぐれも、とりあえずの相続税は減らすことはできたものの、肝心のローンの返済はおぼつかないといったような事が無いように気を付けてください。
ここで、一般の住宅のお話に戻ります。
消費増税の直後で、いまは、需要は底であると感じます。
住宅会社は、消費増税の駆け込みでたくさんの受注をしたから、少し一休みしようと・・・いうわけには行きません。
下請工事店や職人さんに定期的に仕事を出さなければなりません・・・
ましてや、今は、住宅はそこでも、東北の復興東京五輪で建設バブルとなっています。
いま、仕事を出し続けていかないと、下請工事店や職人さんを他社に持っていかれかねません・・・
バブルの時にありました・・・建築ラッシュでの職人さんの取り合い・・・
契約の工期を守れないのは当たり前・・・職人不足で質は低下といった具合です・・・
そもそも・・・建築は不況の時が安くていいものができるものです・・・
こうやって、考えてみると・・・建設バブルがあるとはいえ、どちかというと土木事業が多く、他には五輪用の会場や宿泊施設の大規模建設でしょう・・・
住宅関連ではなく大手ゼネコンの範疇が、バブっているだけです・・・
住宅は、落ち着いてきた・・・
受注も一段落・・・だけど継続して工事も発注する必要がある・・・
ここで、需要と供給のバランスの市場原理が産まれてきます・・・
定価で売れなければ・・・下げるしかない・・・
どの程度までの下げ幅かは、その住宅の会社にもよるでしょう・・・
また、分譲住宅や注文住宅にもよって変わってくるでしょう・・・
分譲住宅の場合、その立地がプレミアムな物件であれば、価格の低下は望めないかもしれません・・・
注文住宅は、まさに需要と供給にさらされます・・・
もしかしたら、消費税増税前の価格よりもさがってくることもあるかもしれません・・・
要は、企業努力をせざるを得ない状況かどうかです・・・
いま、消費増税導入後直近のまさに・・一段落の様子見のそこの状況でしょう・・・
サービスの交渉も通りやすいかも知れません・・・
そして、依然、住宅ローンの金利は低水準です。
住宅ローン減税の枠も拡充しています。
住宅取得資金の贈与の非課税も延長・・・との記事も見かけました。
住まい給付金も創設されました・・・
消費増税前よりは、意外と条件はいいかもしれません・・・
とはいえ・・・早急に進めるのではなく・・・
まずは、ライフイベント・・・子供の教育費の見込み、老後の生活資金、を考えてみてください・・・
いくら、かかるだろうか・・・
そして、老後の生活資金から老後に貰える公的年金の予想額を差し引いてください。
それが、定年までに貯めておきたい金額となります。
その金額を目標に、生活費や教育費、車の購入や旅行の費用を差し引いた残りが住宅ローンの返済の限度額となります・・・
その金額の範疇の住宅ローンでは、自分の希望には到底、及ばないという時には、専業主婦家庭の場合は奥様の収入で補てんできるかどうかを検証してみてください。
それも、子育てもありますから、無理した計画は厳禁です・・・かえって計画倒れになってしまう可能性が高くなってきます。
そうです、ライフプランニングをしてみる・・・そのうえで、住宅購入は安心して進められそうと確認できたら、住宅展示場でいろんなお話を聞いてみましょう・・・
きっと、今の時期は、例年よりも懇切丁寧な対応が期待できるかもしれません・・・
あくまでも・・・ライフプランでの確認はお忘れなきよう進めてください・・・
備えあれば憂いなしです・・・
- 記事投稿者情報 ≫ 荒木不動産コンサルティングFP事務所プロフィール
- この記事へ ≫ お問い合わせ
- この記事のタグ ≫