暑い日が続いています・・・

近年はこの暑さでスコールのような大雨が降っています。

何か、日本の夏は亜熱帯地方の気候に似通ってきた感じがします。

熱中症の恐れがあり猛暑日は家の中にいましょうなどという報道は昔はなかったような気がします。

そんな豪雨と暑さが重なると・・・どうなるか・・・

植物が、よく育ちます・・・

植物が、よく育つということは・・・

庭の植栽を切っても切っても・・・

たちまちのうちに、生い茂ってきます・・・

そうです・・・

植栽はよく育つのです・・・

新築のときには、か細かった植栽が10年もたつと立派な樹木となってきます。

住宅営業の仕事をしているころ、建物が完成して引き渡しの時、あまりにも貧相な垣根(木と木の間が隙間だらけのとても垣根の呈をなしていない状況)に、外構業者の担当者に、あまりに貧相ではないかとクレームをつけたことがあります。

すると外構業者の担当者いわく・・・

これでいいんです・・・

植栽が育ってくるとこれでちょうどいい間隔になってくるのです・・・

植栽は育ったあとを想定して配置しなければいけませんと諭されました。

その後、2年後くらいに確認してみるといい感じの垣根となっていました・・・

当初は、やせ細った貧相に見えた垣根も育ってくると、ものの見事な垣根となるです。


その後、私は注文住宅の営業から、大手デベロッパーが分譲する都市型戸建分譲住宅の建築を下請けで請け負う営業担当に移動となりました。

建売住宅は、とにかく、売れなければなりません・・・

建売住宅の企画担当は、とにかく、販売時の見た目を重視します。

当時は、オープン外構にガーデニングという言葉が、流行りだした頃でした・・・

とにかく、注文者であるデベロッパーの要望は、貧相な外構はNG・・・

隙間なく植栽を配し・・・隙間なく草花を植えるといった手法です・・・

オープン外構ですから、その見た目が勝負となってきます。


入居当初は、素敵な玄関アプローチやお庭が、入居後3年もたってくると・・・

もはや、ジャングル状態の様になってきます。

定年後であれな、そんなお庭の手入れを楽しみにすることもできるでしょう・・・

しかし、現役で働き盛りで、かつ、子育て真っ最中のかたにとって、子供のほかに庭の植栽の面倒をみることは結構な負担となってきます。

芝生や植栽の1本や2本程度であれば、そんなには苦にならないでしょうが・・・

東西南北の4周にわたって植栽がしっかりと配されていると、そのお手入れは結構な重労働となってきます。


私は、10年前に築10年の中古住宅を購入して住んでいます。

もとの所有者のかたは、定年後の楽しみがお庭のお手入れだったようで、庭にはたくさんの詳細が配されていました。

だいぶ、整理してきましたが、それでも、この季節になると、枝や葉が隣家に越境してはいないか・・・道路に越境はしていないか・・・

確認しては枝払いをし、毎回のように虫にさされ腕は虫さされの跡がたえません。


こんなことなら・・・

リフォームの時に、思い切り、植栽を伐採しておけば良かったと思いながらも手遅れです。

また、そろそろ、植栽の育ちが活発となってきました・・・

近々・・・枝切り、芝刈りをしなければならなさそうです。

刈ったり切ったりは、さほど、苦にはならないのですが、その後のゴミ出しのための片づけが大変です・・・


秋が深まるまでは・・・

いい運動と思ってきれいに維持しようとは思っていますが、最近のこの暑さでは、それこそ熱中症で倒れそうです・・・


皆様も、体には、充分に気をつけてお庭のお手入れを楽しみましょう(今の私にとっては苦痛以外の何物でもなくなってきました)。


くれぐれも、植栽の植え過ぎには・・・ご注意を・・・