さ来週の土曜日の23日につくば国際会議場で、金融広報委員会と日本FP協会茨城支部の共催によるFPの日フォーラムが開催されます。

メインのセミナー1本とミニセミナー6本、ライフプラン作成講座、FP無料個別相談を行います。

メインのセミナーは東京大学の伊藤元重教授による『キーワードでわかる日本経済~アベノミクスの行方は?~』です。

政権交代後安倍首相のもと、明確な経済対策により円安と株高基調で推移してきています。

ぶれない金融緩和策など、全てがいいというわけでもないでしょうが、とにもかくにも、ぶれはなさそうです。

第3の矢の規制緩和がどのように推移していくでしょうか・・・

米の減反政策はなくなることとなりましたが、その後の日本の米作りはいかような展開となってくるでしょうか・・・

勝ち組、負け組、・・・家族の状況、例えば跡取りがいる、いない、によっても変わってくるでしょうが、・・・といったような振り分けにならなければいいのですがと危惧しています。

農業生産に全力を注げない農家さんにとっては、シビアな経営判断が必要となってくるかもしれません。

で・・・あれば、農地の売買の規制を緩くしていく必要があるかもしれません・・・

いかんせん、日本の農地の制限には閉口します。

これからの世界に競争力のある安心でおいしく食べられる食料を作り続けられるように日本の農家さんには未来永劫、盤石な経営ができる基盤を作ってほしいと思います。

その他にも、欧米の経済情勢における日本経済への影響等のお話にも興味があります。

米国の金融緩和の今後の行方と米国債のデフォルト問題、ヨーロッパの経済情勢、そして日本の国債や将来の景気動向、そして、なんといっても東京五輪の日本経済における影響度、など、興味深いトピックなお話が聞けるかもしれません。

個人的には、東京五輪を弾みにして、強い日本経済の復活を願っています・・・が、東京五輪で景気が潤うのが東京や大都市に集中することなく地方すみずみまで行き届くような政策も期待したいところです。

地域格差もなくしていく・・・故郷で安心して就職できる・・・そのような環境が非常に大事かなと感じています。

その意味では、今年の日本シリーズでの楽天イーグルスの優勝は印象的でした。

優勝場面の画像が放映されるたびに感動させられることがあります。

それは、東北で被災した方達の一生懸命な応援と優勝した時の喜び方でした。

星野監督の『雀の涙程度の癒し・・・』という優勝のコメントも印象的でした。

創設9年目の東北チームが田中選手という類まれなる偉大な投手に引っ張られて、読売巨人軍という各チームのエースや4番打者を引き抜いてくる巨大チームに勝ちました。

日本シリーズでの勝利は、気持ちの強さの差で決まったような気がします。

戦力の弱いチームが戦力の充実したチームに勝つために見せた気持ちの強さが多くの感動を与えてくれたのでしょうか・・・

楽天の則本選手、田中選手、美馬選手、楽天の3本柱の逃げないピッチングと大車輪的な活躍はお見事でした。

打撃陣の簡単にアウトにならないきわどい球はファウルで逃げるバッテイングも印象的でした。

とにかく、塁に出る・・・つなげる・・・という意識がもたらした勝利だったと思います。


日本がバブル時代に浮かれていた時に、韓国や台湾は必死に働いていたでしょう。

昔の日本のエコノミックアニマルと言われていた時代のように・・・

日本の技術に追いつけ・・・追い越せと・・・昼夜も土日もなく頑張っていたかもしれません・・・

そして、日本は電機分野では韓国に完膚なきまでに抜き去られました・・・

ブラック企業という言葉を、よく耳にするようになりましたが、昔はある意味いろんな企業はブラック企業だったかもしれません。

それは、やらせるというよりは、社内競争もあり、自ら休みを返上して頑張っていた側面はあるかもしれません。

今の状況は、自分から頑張る気にもなれない経済情勢や雇用の状況であるのかもしれません・・・

アベノミクスの行方は・・・

非常に気になる話題です。

ぜひ、国際会議場まで足を運んで、アベノミクスの行方を占ってみてください・・・