医療保険やガン保険は、やっぱり終身保障タイプじゃないと。って、思い込んでいませんか?

医療保険や、がん保険については、ここ数年で各保険会社の商品改定が一斉に続き、またまた複雑になりました。

基本的に、保険料の安さを競うような印象もありますが、新しい特約などもあり、いざ選ぶとなるとなかなか悩むところです。

医療保険・がん保険については、終身保障タイプじゃないと…、というイメージが先行しているようですが、長期的な家計分析のご相談を重ねていると、そのイメージも絶対ではないという事例にもよく出会います。

実際には、家計のキャッシュフロー分析をしてみないと、これ!と思えるような結論にはなかなか至らないものですが、それでも、まずは考えておきたいポイントがあります。

支払うことになる「保険料総額」について、把握している人は意外と少ないような気がします。

簡単な計算ですから、是非、一度やっておきましょう。(笑)

月々の保険料を「高い・安い」というのももちろんですが、総額の計算も簡単です。

月々、これくらいの金額ならずっと払えるだろう…、というのでもいいのですが、総額を計算することで家計への影響も意識できると思います。

ちょっと極端なケースだと思われるかもしれませんが、保険料総額で約480万円も節約できた事例もあります。

もちろん、大幅に保障内容を削ったのではなく、希望する保障内容を満たしたうえで、保険商品の使い方を思い切って見直してみた結果です。

現役世代の医療保障と、リタイア後の医療保障については考え方が異なります。

終身保障が絶対だと決め付けられることでもありません。
家計分析の結果から柔軟に考えてみると、それ以外の選択肢が有効な場合もあります。

生命保険を見直したい場合にも、長期的な家計のバランスから必要な保障内容と適切な保険料を見つけるためには、やはり「家計のキャッシュフロー分析」が効果的です。

宝塚市周辺で生命保険について相談できる専門のFP(ファイナンシャル・プランナー)