2014年 9月の記事一覧

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14年09月25日 14時11分57秒
Posted by: kirameki
医療格差のあることはお分かりいただけたかと思います。
では、格差のある中で我々が納得のいく治療を受けるためにはどうすればよいのでしょうか?

最近では、がんの治療は情報戦だといわれています。
しかし知識の少ない一般人がTVやインターネットの情報をうのみにして信じることは非常に危険です。
そのために専門家のセカンドオピニオンを受けることが重要になります。
主治医の診断・治療方法に対するメリット・デメリットを判断するための情報を信頼できる専門医から受けることができます。これがセカンドオピニオンです。
一つの病気にも多種多様な治療方法があります。
私たちが納得できる治療を受けたいし、また治療を選ぶことができる時代になりました。
すなわち  ①治療法の選択の幅を広げる ②自分が納得して治療を受ける
ということになります。セカンドオピニオンを活用して、希望を手に入れましょう!!
(具体的なセカンドオピニオンの活用はお問い合わせください)

14年09月24日 16時41分36秒
Posted by: kirameki
医療格差という言葉をご存じですか?
医療技術は日々進歩しており様々な治療技術や薬が開発されています。しかしながら、様々な格差のあることも事実です。代表例として次の2つがあります。

①地域格差
医師や病院の数が偏ることで起きる格差。たとえば、抗がん剤のスペシャリストである抗がん剤治療の専門医は全国で867名しかいません(2013日本臨床腫瘍学会HPより)全国で1000人に満たないほど非常に少ない数です。この専門医のいるいないにより地域での治療に格差が生じています。抗がん剤治療専門医は患者の一人一人に適した治療を行うため抗がん剤の調整を行います。つまり高い専門性の求められる治療になるということです。

②病院間格差
これは病院によって治療実績や生存率に格差のあることを言います。がん診療連携拠点病院という国から指定された病院でも、専門医の数が少なかったり、手術実績が少なかったりして治療実績や生存率に差が生じています。たとえば、大腸がんの手術の場合、年間数例の病院と年間100例以上の手術実績の病院では治療後の生活の質(QOL)や生存率に差が生まれています。

では、われわれが格差があることを理解したうえで納得のできる治療を受けるためにはどうすればよいのでしょうか?次回、そのあたりをお話しさせていただきます。




14年09月17日 15時41分53秒
Posted by: kirameki
最近来店型ショップでよく見かける表示に、この代理店は中立・公正を過度に謳うところが多いのに気が付きませんか?もらった名刺に中立公正をうたい実は特定の保険会社と強くつながり、保険会社から得られる手数料を重視した提案により顧客を囲い込むFPの存在が問題になっています。
つまりFPといってもピンからキリまであり、特に来店型のショップに訪問される際はFPすべてが中立・公正ではないこと、またそれが保証されているのではないことを肝に銘じてFPの話を聞きましょう。
特定の商品を勧めてくるようならなぜその商品なのか、ほかの選択肢はないのか徹底して聞き込みましょう。
保険の選択の一つの指標としては、入院給付金請求を何件したことがあるか、保険金を支払いを何件したかを聞くのもよいでしょう。来店型で加入するといざ給付金請求になると保険会社のフリーダイヤルを案内して終わりみたいな話をたくさん聞きます。保険についていえば、万が一の時にどういう対応してくれるのかが一番大切です。新規申込はベテランでも新人でも差はありませんから。
14年09月17日 15時12分10秒
Posted by: kirameki
先日、娘の結婚情報の収集で某雑誌の来店型のショップに行きました。結婚式場の案内だけでなく結婚時の保険の見直しまで提案してくるんですね。その時に担当の人が保険募集人は「内閣総理大臣から保険募集人登録を受けています」とたいそうな説明で誰でも取れる一般課程試験をさも国家資格のごとく私の説明通りなら保険加入も間違いないという大げさな奴で驚きとともにあきれてしまいました。
世の中にたくさんのFPを名乗る人がいます。テレビや雑誌でコメントするFPもいれば証券会社や銀行、保険会社、はては住宅関連の営業マンまでFPを名乗ります。
ところでFPとは法的には資格の有無を問わずだれでも自由に名乗ることができるのです。しかしたいていの場合は能力を裏付ける資格を持っているのが普通です。一番多いのがFP技能検定、これは、保険とリスク、ライフプランニング、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続事業承継の6科目の試験を受けて認定を受けるもの。これに受かると、1級または2級技能士となり、さらに日本FP協会で認定受ければAFP,CFPとなります。これらは継続教育が資格維持に必要な為、最新の情報に詳しいと一般的には言えます。また、保険専門の生保協会認定FPというのもあります。
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