先日親族でのがんの入院があり、話に出たがん保険のこと。幸い上皮内癌であったので短期の入院で事なきを得ましたが、給付金ががんの10分の1しか出ないとか普通のがんとどう違うのかと意見交換を様々させていただきました。そんな中でのがんだったら抗がん剤治療が保険会社により給付内容がありどれがいいのかということで調べてみました。

「抗がん剤治療保障」

抗がん剤の治療に関する保障も各社販売していますがその補償範囲はまちまちです。ほとんどの保険会社は公的医療制度での治療が対象です。また注意がいるのは、経口投与による治療や上皮内がんを対象外にする保険会社もあるので確認が必要です。

対象になる治療

①公的医療保険制度 ②厚生労働大臣承認*1 ③先進医療 ④患者申出療養*2

*1厚生労働大臣承認→厚生労働大臣が承認しても公的保険制度が使えないもの、臨床試験での治験、薬事法で承認はされたけどまだ公的保険制度の対象になっていない治療、使用方法や使用量を一部変更する承認されたものの公的保険制度対象外となっている使用

*2患者申出療養清楚→「未承認医薬品(保険外診療)を使用したい」などといった患者からの申し出を起点として、安全性・有効性を確認したうえで、保険診療と併用を認めるものです。

(参考)現在の保険会社で①~④をカバーしているのはMSA生命保険のみCMで有名なA社初期のがん(上皮内新生物)は保障対象外また経口投与も対象外です。またM社はホルモン剤だけの場合は保障はありません。

現在加入されている方は保障内容をしっかりチェック、これから加入を考えている方は保障内容をしっかり確認。不明な点はプロに確認しましょう(ちなみに保険ショップはプロではありません)