皆様、こんにちは。
アラサー世代のファイナンシャルプランナーGOです。


さてさて、今日は少し過激な感じのタイトルをつけてみました。

「公的年金はあてにならないし、老後も不安だから個人年金保険でも入ろうかしら」
そんな発言を耳にしたもので、こんなタイトルをつけました。

そう、少なくとも
今、「個人年金保険」に加入してはいけません
理由を簡単に言うと、

1.保険会社のマーケティング戦略に騙されてはいけない!
2.結婚資金や教育費、住宅購入資金など、
  その他の資金の準備は大丈夫ですか?

3.今利率が低い時期だから!
この3つでしょうか。

まずは、冒頭の発言をひも解いてみると、
「公的年金はあてにならない」
 ↑その通りかもしれません。しかし、普通の考えでは0になることはありえないと思います。
  減額などはありえるかもしれませんが、0になるときは日本を脱出すべきときですし、
  もしそう考えるならば、外貨(ドルとかユーロとか)でためるべきです。

あとは論理的に、
公的年金が不安=個人年金 入るというのは明らかな思考停止で、
もっと他に選択肢を考えるべきだと思いませんか??


ということで、
1.保険会社のマーケティング戦略に騙されてはいけない、ということになります。
とてもわかりやすい商品名だから、ちょっと乗っかってしまいそうになります。
私もそうでした。
でも自分で準備をすることだって可能です!
3.で書きますが、今は利率が低い時期なので魅力は薄いです。
まずは自分で積み立てるか、
もし、サラリーマンでも会社で企業年金制度や確定拠出年金の制度がなかったり、
自営業の人であれば、個人版確定拠出年金の加入をお勧めします。
保険会社の人は税制のメリットを言ってきますが、
個人版確定拠出年金のほうが圧倒的に税のメリットはあります。
(詳しく書くと大変なことになるので、もし知りたい人は連絡ください)

でもそれは、
2.その他の資金の準備は大丈夫ですか?をクリアしてからにしてください。
個人年金保険は途中でお金が必要になって解約となると、
払った額よりも低い額しか受け取れません。
要するに損します。
途中で、結婚資金のために、解約なんてことすると損するわけです(私の体験談)
だからしっかりと計画を立てたうえでないと加入すべきではありません。
保険会社の人は売りやすいから、貯金のために気軽にといってきますが、
本来は先を見通したときに初めて検討の余地があるものなのです。

(ちなみに個人版確定拠出年金は中途解約はできません)

3.今は利率が低いときだから
前回の続きにもなりますが、
利率が低いときに、長期の契約にしてはいけない、
低い利率に固定されるから、と書きましたがこれも同じ理由です。
公表資料から計算すると、
30歳男性の方が月1万円積み立てて10年年金で受け取るとすると、
総額429万3700円になるようです。
毎月1万円を1.1%程度で運用するのと同じ成果です。
であれば、
MRF、MMFで積み立てたり、
長期の資金で大丈夫なら、
手数料の低い投資信託、ETFなどで積み立てた方がいいのではと思います。


結論はタイトルの通りになりますが、
付け加えるならば、
お金は大事です。
セールストークに騙されず、
さまざまな選択肢を検討したうえで自分に合ったものを選んで積み立てましょう!!


ライフプラン会員になって、安全に安定した生活を手に入れよう!
ハッピーライフプランニング.net