お客様とお話ししていて貯蓄に関して関心が高いと感じた私はこう言いました。『本当は保険なんていらないのです』。保険の更新をどうするかで悩んでいたお客様はきっと『こいつはなにを言っているんだ?』と思ったに違いありません。

 そういいながら、まずは今の家計で貯蓄した場合いくら貯めることができるのか考えてみました。キャッシュフロー表を作っていく過程で出てきた質問、学資保険って必要なんですか?という話はこう答えました。

『必要ありません!!』

 なぜですか?と聞かれました。でもそれはこっちが聞きたいです。なぜ必要なのか。学資保険はあくまでも将来の学費の貯蓄です。ならば貯蓄計画をまずは立ててその中の運用といsて考えればいいだけです。学費やら老後資金やら葬式代やらお金に色を付けるのはおかしいと思いませんか?

 貯蓄計画を作っていてもお客様は戸惑いの中にいます。それはそうです。保険屋さんにあれだけ『もしもの時にたくさん必要です。』と言われて洗脳させ尽くしているなかに、私に保険は必要ないと言われ貯蓄プランをつくらされているから当然といえば当然です。

 さて家計を見直して月にいくら貯蓄ができるかが出来上がりました。お客様は笑顔、笑顔です。それはそうです。思ってもいない額が貯まる計算なのですから。『本当にこんなに貯まったらいいですよね。保険料が貯蓄だったらいいのですが』そんなことを言っていました。
 
しかしそうはいっても病気や死亡などの出来事があったときに大変ですよね。だから『仕方なく保険に入るんですよ!!』ここで初めて生命保険の話になるわけです。いつまでいくらの保障が必要なのか。これが重要なのです。


 いまの月に○万円の貯蓄計画で行けば金利を考えなくても〇〇〇万円が貯まります。その中から月に6千円程度の予算で保険に使った場合〇〇〇万円貯まります。ご主人の会社には附加給付がありますので入院の際の病院代は貯蓄と附加給付で賄えます。

 付加給付ってなんですか?残念ながら保険屋さんはこんな基本的なことも説明していないようです。もちろん全員ではないと思いますが。附加給付とは勤務先の健康保険組合で独自についている制度です。このご主人の会社は2万円以上は健康保険組合から返金させる仕組みでした。
 
 つまり附加給付があるので入院しても治療代は月に2万円というわけです。2万円ならこの貯蓄計画で支払いは可能です。ということで必要なのは死亡保障だけです。今の定期保険は必要ありません。なぜならお子様の成長に従って必要保障額は減少していくからです。


 確かにお子様が小さい今は多額の保険金が必要です。ですがお子様が大学生になってから3000万円も5000万円も保険が必要ですか。ここは収入保障保険でお子様が大学卒業まで遺族年金+収入保障保険で月に約30万円程度ありますのでこれで充分です。

 貯めるお金に色を付けずにライフプランの中で貯蓄計画を立てていきます。もし病気になっても死亡のようなアクシデントが発生しても達成できるようしなければならないので『しかたなく』保険を使っていけばいいのではないでしょうか。

 しかしながらこの場合、保険屋さんの保険プランとわたしの貯蓄プランの中の保障プランのどちらが正解というものではありません。選ぶのはお客様でありわたしはお客様の価値観を尊重して選ぶ基準を提示するだけです。

 保険を選ぶのに正反対の話を聞かせれたお客様は考えています。お客様はどちらを選ぶのでしょうか。あなたならどちらを選びますか。わたしは保険より貯蓄が好きなので貯蓄プランを考えますがいかがでしょうか。

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