3月ものこり少なくなってきました。消費税アップ前の駆け込み狙いの販売もラストスパートといったところでしょうか。

 3月は特に大きい営業数字を持たされている営業の方が多いです。きっとそれは保険屋さんもおなじなんでしょう。実は現在厳しくなった家計の改善業務を数人にしています。崩れた家計を立て直すのに1番気を付けるのがこの時期だったりします。

 なぜならセールスパーソンがあらゆる言葉で近づいてくるからです。もともと家計が崩れる原因が『いい』と直感で感じたものは購入してしまうというものだったからです。つまりセールスに弱いという特徴がありその弱みを見事に利用せれて販売されてしまっているというわけです。

 今回も現在契約している某外資系生命保険会社のセールスが『相談に乗るから』という名目で近づいてきました。終身保険を担保に借りているお金があるのです。『なんかいい方法があるみたいよ』とお客様は言うのですが、外資系セールスがいっている意味に『気が付いていない』証拠でもあります。

 お願いです。
 
 あなたたちが不要なくらい高い保険を販売しているのも家計が崩れている大きな原因なんです。これ以上お客様を突き落すのはやめてください。必死に立て直しをしているのです。お客様に必要なものだけを売ってください。

 昨年貸付残高60万円が今年80万円になるわけないじゃないですか。いい方法があるかもしれないので相談に乗りますなんて言って新規の保険を取りにいくんでしょ?お客様にきつくダメ出ししながら保険セールスの目的と方法を説明しました。

 『あーそんなことだったのですね。そういえばそうかもしれないようなことを言ってました。』こうやって家計が崩れていって大変だから私に依頼したのでは?そんなことを話しながら再度お客様の立て直しプランを説明しました。

 しかしながら数字に追われた保険セールスマンの気持ちも理解できます。『契約を取ってこい』と言われて必死なのだと思います。だからお客様は自分で防御するしかないのです。まあそれができないから私が入ってコントロールしているのですが。。。

 もっとも保険に入れる健康状態ではないので現実的には大丈夫なのですが、お客様に自分の状況を気が付いてほしいために演じてみたのです。かならず家計を立て直します、と約束した責任がわたしにはあるのですから。

 それにしても今月は保険の解約に関する相談も多いです。人は追うと逃げる習性があるのですが、追うセールスマンも必死ですよね。反対に自分がやられたらいやではないでしょうか。自分が嫌なことをやってらその結果はどうなるかわかりそうなものです。

 そうはいいながらわたしも追っかけています。知らないというだけで家計がコントロール不能になっている高所得者が多くなっています。その方に正しいことを知るだけでこんなに家計が変わるということを熊本に広めたいです。

 本日の熊本はいい天気です。素晴らしい1日をお過ごしください。

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家計もお金も5割増し
永野FP事務所 代表 永野 修
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