おはようございます
熊本でもインフルエンザが増えているようです。
周辺を包囲されても自己防衛で守っていきたいですね。

自己防衛といえば生命保険にもいえます。
今、保険の見直しをして家計にゆとりを出そうといている方は
今1つ考えてみてください。

あなたが生命保険の売り手であったとします。
あなたはなるべく高く売らないと自分の収入が上がっていきません。
その時どうやってお客様により高い保険料を払ってもらおうとしますか。

きっとまずはセールストークを覚えることでしょう。
高い死亡保障を買ってもらうためにはもしものときに必要なお金は
といって綺麗なグラフィックのソフトを使ってその妥当性を説明します。

そして医療保障は入院したら大変!!といって不安をあおって
1日あたり多くの保障をつけてもらおうとし、さらに女性は女性特有の
病気が心配ですよね、といって特約をつけていきます。

そしてガンも心配ですね、となります。若いうちはこんなにたくさん保障が
あってもこれだけの保険料ですといって思っているよりやすい保険料に
お客様の納得。契約してもらおうとしませんか。

そして、10年後に保険料の更新があることはさらっと流す程度に
説明します。その結果月に2万、3万円の保険料になり
自分の成績、自分の収入につながります。

しかしこれを否定してはいけません。商売で儲かるには安く買って
高く売るのが鉄則です。あなたは自分の仕事では同じコトを
しているはずです。

ただし、この売り方にはお客様視点がありません。
この結果、確かにお客様にもしも保険を使うことがあれば入っていて
よかったと感謝されます。でも使うことがなければ家計負担が
重くなることになり、不満につながります。

いまの話はあくまでも仮定の話ですが、売り手の理論でもあります。
では買い手はどうすればいいのか。
そうです。売り手の理論ではなく買い手の理論で考えないといけないのです。

買い手の理論とはなにか。
それは必要な保障はいくらなのかを社会保障制度や勤務先の福利厚生などを
合わせて考えていく必要があります。

簡単に言えばもしものときに月にいくらあれば生活し、お子様の教育費を出せて
さらに老後の資金の足しをつくれるか。入院したら、がんになったら収入減を
どう補填するのか、住宅ローンはどうするのか、塾代はどうするのかを考えることです。

そうなんです。買い手の論理とは生活防衛できる額だけ保険を使うことです。
そうしないと出費が増えるお子様の成長とともに家計が大変になっていき
ひいては老後の資金作りに大きな影響をだすことも考えられます。

月にいくらあれば生活できるのか
それが家計をあずかる主婦に必要な考え方では?
お客様とお話しているとそう強く思うのですがいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

昨日の相談は火災保険で太陽光パネルは保障されるかでした。