東京、熊本で年収700万円以上のサラリーマンの方の
相談が多いのですが特徴として財形貯蓄を使った資産形成をしています。

財形貯蓄とはなんでしょうか。

要するにサラリーマン、公務員の資産形成のための制度ですが
財形貯蓄には3つあります。

1、一般財形
2、住宅財形
3、年金財形

最大の特徴は
1、給料天引きで貯めることができること
2、住宅財形と年金財形を合わせて550万円までは非課税であること。

ただし550万円を超えるとそれ以降課税されます。(利子所得20%)
住宅財形と年金財形は目的外利用にはペナルティーがあります。
5年間分の非課税利子の返還などです。

では欠点はなんでしょう。

金融商品を考える時に必ず利点と欠点の把握が必要です。
欠点はなんといっても金利でしょう。普通預金とたいしてかわりません。

企業によっては利子補給して1%だったところもありますが
停止中なんてこともあります。

有効な使いかたは一般財形で300万円程度貯まったら、
それ以降はもっと金利がいい金融商品に変えていくことかと
思います。

貯蓄するにも財形貯蓄に偏らせるのではなく、国債、終身保険、
株式投資信託、公社債投資信託なども目的に応じて組み合わせて
低金利時代の日本の運用で資産形成してほしいです。

お金を殖やすプランナー 永野 修