毎日.JPより引用

アリコ:情報流出元は中国企業、被害最大23万件に
新たな情報流出について謝罪するアリコジャパンの平野哲副会長(左から2人目)ら=2009年11月11日午後、小倉祥徳撮影
新たな情報流出について謝罪するアリコジャパンの平野哲副会長(左から2人目)ら=2009年11月11日午後、小倉祥徳撮影

 外資系生命保険大手、アリコジャパンの契約者のクレジットカード情報が大量流出した問題で、アリコは11日、新たに1万4175件の個人情報が流出し、カードの不正利用も469件あったと発表した。従来の公表分を加えると、流出は3万2359件、不正利用は5122件に上る。流出は最大23万件に増える可能性もあるという。アリコは、流出元をシステム開発を委託した中国の企業の社員と特定、年内にも告訴する方針だ。【宇都宮裕一】

 アリコによると、問題の社員は昨年3月、顧客情報を記録したシステムに自分のIDで侵入。カードの情報を記録した46万人のうち、最大で約23万人分の情報を入手した可能性がある。入手した情報でカードの不正利用を試みたケースがあったが、カード会社が不正に気付き、顧客には被害は出ていない。

 情報流出は、カード会社からの通報で7月に発覚。アリコは9月に1万8184件分の情報漏れが分かった時点で「これ以上はない」と断言していた。しかし、その後もアリコの顧客のカードで不正使用が発覚。さらに調査を進めて新たな流出が分かった。

 アリコは、システムに不審なアクセスをしていた中国企業の社員を流出元と特定。流出が発覚した7月以降、現地に職員を派遣するなどして調査しているが、問題の社員は関与を否定、流出したデータなどの証拠は入手できておらず、調査の遅れから被害の拡大を招いた形だ。これまで判明した以外にどの顧客のデータが流出しているかも不明という。

 9月に情報漏れが分かった1万8184件の顧客には謝罪として1万円の商品券を送っているが、新たに流出が確定した1万4175件にも同じ措置を取る。

やっと宣伝を開始したAlicoだったが・・・
情報流出をたいしたことはないと言った意見も耳にすることもあるが、少なくとも不正利用が見つかるということは、少なくとも流出した情報を使って何らかのアクションを起される可能性が今後とも無くなったわけではないということであり。

AIG本体が黒字を計上したといっても、これだけ情報漏洩やそれに対する対応が甘い会社と言う烙印をおされてしまうと、その信用回復は容易なものではないと思うのは私だけであろうか?

信用は時間がかかるけれど、失墜は一瞬、これは会社に限らず個人でも同じこと

こつこつ積み上げた信用も、あるミスで一瞬に失われるのだから。

他人事と思わないことが大切なことでしょうね。

でも、本当にAlicoは、このまま大丈夫なんでしょうかね?

これだけ情報の漏洩はないといっていながら、更に1万件以上の情報流出ですからね。
でも、これでもマスコミは未だ比較的ネガティブなキャンペーンを張らないのは、やはりスポンサー様が怖いから?