私は年間100件以上の住宅ローンの借り換えの相談を受けている。
今年も既に120件を超えている。
その為、電話やメールで名前を告げられてもすぐには反応できない。


かと言って、「すいません、誰でしたっけ?」という訳にもいかず、とりあえずは覚えている振りをして話を聞く。
記憶には限界があり、年を取るとその限界も下がっていくので、記憶には頼れない。
思い出す手段はパソコンに残されたシュミレーションのデータである。


パソコンのデータを見てもその人の顔を思い出すことはできないが、話はできる。
そうやって沢山のお客様の相談にのっているが、危機管理ができておらず、パソコンのデータのバックアップを久しぶりに先程やったところだ。

ポジティブなのは長所と言えるが、行き過ぎると短所になる。