サラリーマン時代、私は家事が一切できなかった、というよりやらなかった。

仕事が忙しい事を口実にして、育児も殆ど家内任せだった。

 

10年前に脱サラして、料理を覚えた。

洗濯もできる。

お風呂掃除はいつの間にか担当となっているし、食器洗いも苦でもない。

 

家事の半分はこなしている。

なので、老後リタイヤしても粗大ごみ扱いされる心配はない。

定年までサラリーマンを続けた同世代の人達のリタイヤが始まっている。

 

それまでは家に殆ど居ずに、たまに帰るだけなので、我儘も我慢して聞いて貰えたが、

朝から晩まで家に居られたら、奥さんだってストレスが貯まり放題になる。

下手をすれば熟年離婚だって考えられる。

 

平均寿命が延びて、人生の1/3が定年後の生活となり、その人生の最終章に不幸が待っていることを気づかずに老後を迎える男たちが沢山いる。

そういう人達のリハビリを行う機関が必要だと思う。