ホンダがF1に復帰・・・という記事をみました。

再来年の2015年に復帰の予定のようです。

今回の復帰では、マクラーレンにエンジンを供給しての復帰のようです。

マクラーレンとホンダといえば、80年代にアランプロストとアイルトンセナの当時の№1,2のドライバーを擁し、最強のチームとして君臨していました。

当時のホンダのターボエンジンは、向かうところ敵なしのエンジンでした。

馬力はある・・トルクも出る・・燃費もいい・・そして、何といっても当時、画期的なテレメータシステムを導入したのもホンダでした。

走っている車の状況がリアルタイムで分かる・・・燃料の残量、エンジンの調子、等々、ICを使ってドライバーと監督との間で作戦を練れるようになったことも強さの秘密だったようです。

そんなホンダも前回のF1復帰は、惨々たる結果でした。

トヨタも、活躍できず仕舞で撤退となりました。

今回は、F1のルールが変わり、1600ccのターボエンジンとなるようです。

この流れは、まさしく、ヨーロッパの車で見られる中小排気量のエンジンにターボを装着して、いざという時のパワーを損なうことなく燃費も向上させる方向性と一致しています。

ホンダといえば、80年代は日本のIHI製のターボを装着した無敵のエンジンを製造していました。

今回の復帰は、個人的には、大いに期待です。

いまF1に参戦しているメルセデスベンツ、ルノー、フェラーリといったメーカをことごとく撃破することによって、日本の技術力の高さが際だってくるでしょう。

このアピールは、自動車ショーなどといった車の品評会とは違った実践的な効果があります。

ホンダのF1復帰とその勝利によって、日本の製造業は活気づくかもしれません。

今の日本の株高は、アベノミクスによる金融緩和や経済対策への期待感からくる相場といわれ、実態の業績からくる相場とは一線を画しているようです。

海外の大口投資家の動き方一つで、大きくその相場は左右されそうです。

期待感から実態へ・・・その転換の契機となるように、ホンダにはF1で勝利に勝利を重ね、日本の技術ここにありきを見せつけて欲しいなと思います。

特に、ヨーロッパの地域には有効なこととなるでしょう。

期待感の株高とここにきての円安は、素直に喜んでいいものかどうか・・・考えてしまいます。

ここで、世界一という称号を手に入れて、日本に元気を与えてほしいなと思います。

ホンダのF1復帰を歓迎するとともに、大いに期待し、応援したいと思います。


本日は、『賃貸借に係わる金銭⑦』について、お話させていただきます。

1 礼金とは

礼金は、借家に多くみられ、もともと戦後の住宅難の頃、家を貸してくれたことに感謝し、謝礼として支払ったことに始まったものと言われます。
それが礼金の名目で、契約の際に渡し切りの金銭として慣行化されたものといえるでしょう。
また、契約当初の権利金にあたるものや契約更新のときの更新料を、礼金の名目で授受することもあります。
なお、仲介をした不動産業者の仲介料も礼金ということがありますが、これは賃貸借契約とは別個のものとなります。

2 更新料とは

契約期間が満了し、さらに契約を継続させる(更新)ときに一定の金銭を支払う慣行があり、これを更新料といいます。
更新料は法的に必ずしも支払わなければならないものではなく、支払いの慣行がない地域も多くなります。
その額は、借家の場合は家賃の1~2ヵ月分、借地の場合は借地権価格の5%程度が標準とされています。
更新料と礼金は、支払うべき法的根拠はなく、慣習に基づく金銭となります。
近年は、これらの金銭を支払わないケースも多々見受けられることとなりました。

以上、『賃貸借に係わる金銭⑦』について、お話させていただきました。

次回は、『賃貸借に係わる金銭⑧』について、お話させていただきます。