大リーグの名門ヤンキースに鳴り物入りで入団した田中将大投手の連勝が33連勝と止まらない。アメリカでも5勝0敗の戦績である。
田中投手はダルビッシュや松坂の様に力で相手をねじ伏せる剛腕投手ではなく、コントロールと変化球の球種の多さで大量得点を取られない投手だと思う。
四球が少なく、守備の味方もイライラすることなく守れるので攻撃に集中でき、味方の援護を受けやすい。


点を取っても相手に簡単に点を与えるピッチャーだと見方もやりきれないが、苦しみながらも最少得点で踏ん張ってくれると何とかしてやりたくなるのが人情だ。
クオリティースタート率が100%の数字がそれを物語っている。


最終的には勝ち負けの数の差で優勝が決まる野球では最も貴重な戦力と言える。
ヤンキースのオーナーも良い買い物をしたとほくそ笑んでいるはずだ。