5日に亡くなった歌舞伎界の大スター中村勘三郎さんの追悼番組が放映され、食道癌の手術の3日前のゴルフコンペで89で回り、ゲームの後にノンアルコールビールを美味しそうに飲みながら、カメラに向って病気の話をする姿が印象的だった。


3歳で初舞台を踏み、57歳の若さで亡くなるまで全力で走り抜けた人生を象徴するようなシーンだった。
テレビで歌舞伎の舞台を見ることは出来るが、実際の舞台を見るのは全く違うだろう。
中村勘三郎の舞台はもう見ることが出来ない。


昨日、パリでは桂文枝の襲名披露講演が行われ、多くのパリっ子達が落語を楽しんだようだ。
桂三枝の落語もテレビでたことはあるが、寄席に見に行ったことはない。
日本人に生まれていながら、歌舞伎も落語も実際に見たことがないことを残念に思う。
桂文枝が亡くならないうちに早く見に行かないと・・・・。