昨日又大阪で通り魔殺人が起こり、2人の犠牲者が出た。
死刑になりたくて殺人をしたとその動機を語っているようだが、最近の殺人犯の決まり文句のように聞こえる。
自殺しようとしたが死に切れず、殺人を犯せば死刑になって死ねると思った。


日本では毎年、年間3万人の自殺者が出る。
それ以外にも自殺志願者が居て、通り魔殺人犯に変身するようだ。
これだけ沢山の自殺希望者がいる国で本当に死刑という刑罰が犯罪の抑止力になるのだろうか?
逆に死刑が犯罪の動機になっていると言われると死刑廃止論者になりたくなる。


被害者の親族は加害者の死刑を求めるが、加害者が死刑を望んでいたら、思う壺である。
終身強制労働という刑罰はどうだろうか?
死刑廃止論には、それに変わる代案が必要だと思う。
皆が嫌がるものじゃないと仕方が無い。