アメリカンドリームと言う言葉を最近あまり耳にしない。
アメリカではそれよりも貧富の格差が社会問題となっている。


貧しい家に生まれた子供が裕福になるのは、実際にはアメリカが一番難しいようだ。
今年1月にアメリカの経済諮問委員会の委員長であるアラン・クルーガー氏が貧富の格差の拡大と親と子と収入の連動性を表すグラフを発表した。
それをグレート・ギャッビー・カーブと名づけられた。
多分昔ロバート・レッドフォードが演じた『華麗なるギャッビー』の主人公に捩っての事だろう。


それによると、アメリカが最も貧富の格差が大きいだけでなく、親と子の収入の連動性もも高いことが判明した。
アメリカでは貧しい家に生まれた子が本人の努力によって裕福な生活ができるようになるの難しいようだ。
アメリカン・ドリームが消えつつあることも残念だが、日本がアメリカと同じような傾向にあることがそれ以上に悲しい。