先月の電気代の請求書を見ると「太陽光発電促進付加金」は52円00銭となっていた。
以前は「付加金」ではなく「太陽光発電サーチャージ」と呼んでいた。
太陽光発電システムの導入による余剰電力の売電の買い取り価格の引き上げ分を「付加金」として各家庭の電気料金に上積みしている。
今後、太陽光発電システムの設置が促進されれば、尚一層家庭の負担は増えていく。


これはドイツで行っている固定価格買取制度(FIT)に習った制度であり、ドイツでは2000年に6.4%だった自然エネルギー電力がこの制度の導入で08年には15.1%にまで増え、08年時点で月額300円の負担が各家庭にもたらされた。


消費税も近々10%となることが予想される中、家庭の出費は増える一方である。
現在の政権がいずれどうなったにしろ、それは避けられない。
となれば、収入を増やすことを考えていかないと暮らしていけなくなる。
土曜日にお会いしたご夫婦は夫婦で昼も夜も働いていると言われていた。
戦後すぐの頃の様に、庶民は寝る暇を惜しんで働かないといけない時代がやってくるのかもしれない。